同じ肺に、3つの影が出現してから
毎月経過観察のために、病院へ通院
レントゲンと血液検査を毎月1回行う・・
レントゲンでは病変の動きがあまりないとのこと
ドクターも頭を傾げられ、
「再発なら、1ヶ月に1cmの速さで大きくなるはずですが・・」
「ただの肺炎や、感染なら血液検査で反応があるはずです」
その言葉に、ふと気づいた事があった
実は、我が家のベランダに鳩が出入りしていて
隣のベランダに巣を作って居座っている様子・・
雛の声も聞こえたり、糞の被害も増大で!!
その話しを、主治医にした所、
オウム病の感染症の疑いが出てきて、
特別な血液検査を行う事に・・・
月が変わって、検査結果を聞きに行くと、
やはりオウム病の反応が微量だが出ているとの事!
レントゲンは、あいかわらず、変化無しの結果・・・
ドクターの口からもしかしたら再発ではなく
感染症の疑いも出てきたと
ほんの一瞬光が見えた!
再発じゃあないかもしれない
それから、約1年間はその状態が続きました
でも、やはり現実はあまくはありませんでした
10ヶ月位から徐々に病変が大きくなってきたのです
血液検査も感染症ならではのデータがなくなったとの事
やはり再発の可能性が高いということですが
100%断定する事は、病変を取り出して
病理検査する事で、そのためにはまた、
あの苦しい気管支鏡の検査か、
手術で病変の一部をとるか、
結局、病変が取れる確率の低い
気管支鏡で病変を取る事になりました
気管支鏡は、本当に苦しくて2度もするはめになるとは
思いませんでしたが、はっきりさせるために
やるほかありませんでした・・・
結局、気管支鏡では病変は小さ過ぎて取れず、
このまま放置しておくか、再発として治療を始めるか・・・
がん患者にとって一番辛い選択をしなければいけません
治療は、また抗がん剤の点滴をするか
イレッサの口径抗がん剤を飲むか・・
イレッサは、保険が利いて一錠、2000円という
高価な物を毎日薬が効かなくなるまで服用しなければならない
そんな、お金がどこにあるんだろう・・・
でも、私の場合、遺伝子検査でイレッサが適合しているので
点滴の抗がん剤よりもはるかに効果はある
このまま放置か、治療か・・・
迷いに迷って主人と話し合った結果、
イレッサを使う事に同意・・
イレッサも副作用が大変らしく
1ヶ月間の入院を要する・・
また、入院生活の始まりだ
2009年3月末の決断でした・・・