毎日欠かさず書いてきたブログ。
それを長期にわたってお休みしたのにはワケがありました。
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8月7日午後(推定)
僕はその日、ちょうど実家に戻っていて親父の顔を見たんだ。
二階にある親父の部屋で、親父は布団の上でいつものように寝ていた。
…そう見えた。
寝てるところを起こしちゃ悪いと思って声は掛けずに僕は帰った。
この行動が良かったのか悪かったのか見当は付かない。
その二日後の早朝、母が親父の異変に気付いた。
すでに亡くなっていたのだ。
これより少し前の話になるが、ここのところの親父は6月下旬に鎖骨と肋骨を骨折していた。
煙突掃除のために登った屋根から落ちた。
2週間の入院の末、退院し自宅療養中であった。
その期間中の出来事である。
正直、ショックというか驚いたというか未だに信じられない。
母に聞いた話だが、まだ完全に骨がくっついていなかったけど「来週から仕事に行くぞ」と言って張り切っていたらしい。
本当に信じられない。
9日朝、僕は夜勤明けで会社から直接実家に向かった。
警察が来ていて現場検証?をしていた。
とりあえず、いつ亡くなったのかということを調べていた。
既に腐敗臭がしているそうな。
夏場の暑さに加え、二階だったため部屋の温度が高かった。
最後に親父の顔をみた人物は僕だった。
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親父は家に居る時はお酒を飲んでよく放浪する癖があったので、1日顔を見掛けなくても特に不思議ではなかった。
そんなわけで母や祖母は、飯にも顔を出さない親父に少しは心配をしていたが「いつものことだろう」としてあまり気にしていなかった。
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しかしその結果がこれだ。
僕が最後に顔を見たのは7日の午後。
警察の人に呼ばれ、二階に上がって親父を確認した。
7日に見た時のままの体勢で寝ていた。
…いや、亡くなっていた。
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葬儀の準備、親戚や関係者への連絡等を行った。
なんせなんせ突然の出来事なのでバタバタしてる。
葬儀なんかやったことが無いので右も左も分からない。
親戚の人や葬儀屋に色々と聞きながら準備をした。
他人の式の準備をしてるみたいだった。
死亡診断書を取りに行ったり死亡届を役所に出したり。
警察署にコピーを提出したり火葬許可書を書いてもらったり。
いろいろとやることがあって大変だった。
けれど、僕が生まれた時は親父がいろんな手続きをしてくれたのだ。
親孝行という親孝行は出来なかったかもしれないけど、これだけはしっかりやろうと思った。
葬儀には本当に沢山の人が駆けつけてくれた。
お世話になってるお坊さんからこんな話を聞いた。
「生は寄なり。死は帰なり。」
人生は寄り道なんだ。
『行った』んじゃない、『帰っていった』んだ。
帰っていったなら安心じゃないか
ってさ。
正直そうゆうオカルトちっくな事は信じてはいないけど、気休めくらいにはなるかな。
四十九日には納骨を済ませた。
これで親父もゆっくり休むことが出来る。
一応今回の件は自分の中で区切りをつけたつもり。
今後この件については一切触れないように何卒お願いします。
コメント欄、ミニメ等々…
とりあえずここに記したことは心の中に留めておいてください。
まだ僕は心の整理が付いてないんだろうけど、時間を掛けてゆっくりやってこうと思う。
僕の持論
「時間が経てば解決する」
ゅぃづき 9/30 23:52