10日のホテル隔離

「ホテル隔離となります」

「娘さんと同室で約10日間」

 

 

 

PCR検査で陽性になると

保健所からそう言われました

 

 

娘は旅行気分

 

 

私は具合の悪さと

精神的ショックから

余裕がない表情

 

 

こんな状態ですから

娘のエネルギーに

応えられる力は皆無…

 

 

お互いに

ストレスまみれの

ホテル生活が始まります

 

 

 

 

2歳に気を遣わせる父親

熱発や食欲不振から

順調に体力や代謝は

落ちているというのに、

 

 

 

食事は大量発注の

冷めた弁当

 

 

しかも、

唐揚げ、ハンバーグ、豚カツ

牛丼、その他脂っこい面々のリピート。

 

 

食べられるわけありません。

そのメニュー、

2歳の娘も一緒です。

 

 

 

 

さぁ、食べなさい、と言っても

まぁ、食べないですよね。

 

 

座っているのもやっとの状態で

食事摂取量の少ない娘に対し

イライラをつのらせ…

 

 

自分勝手な不機嫌を

娘に押し付ける愚行。

 

 

そんな中、

頑張って食べようとしてくれる娘。

37歳のクソおやじに対して

懸命に気を使ってくれている

 

 

40℃の熱発と体調不良で

娘の様子も窺いながら

余裕がなかったとはいえ

最低な父親だったと思います。

 

 

 

未熟なまま親になった

 

娘は10日間

元気なまま隔離生活を終えました

 

 

自宅に戻り妻からは

 

少し姿が見えなくなっただけでも

泣かれるよ~

 

 

と。

 

 

 

かなり不安だったんでしょうね…

 

 

 

小さな体で

精一杯親失格と言えるほどの父親を

支えてくれようとしてくれたんですもの…

 

 

 

状況が落ち着いた後で

1年経過した今でも

隔離生活を振り返ると

私の中で一生あとに引きずるエピソードになった。

 

 

 

人は自分勝手に生きているし

なんだかんだ言って

最終的は自分自身を優先する

 

 

 

確かにその通りだし

そうじゃないと生きれない

 

 

 

だけど今回の状況は

傍目からみたら

ただただ精神的に未成熟のまま大人になった親

としか映らないでしょう。

 

 

 

そんな父親でも

朝起きるとありったけの笑顔で

「おはよう」

といってくれます。

 

 

こっち向いて笑ってくれます…

 

 

仕事に行く時は

さみしさから抱きついてくれます…

 

 

 

感情に流されるままの

愚かな父親に対して

何とも無邪気でありがたい存在

 

 

私が人として成熟する日はくるのでしょうか…

そんな自己嫌悪を毎日ぶら下げながら

子育てと向き合っています。

 

 

 

つくづく

人間はどんな立場になっても

人に支えてもらわないと

生きていけない生き物みたいですね