長文失礼します‼
先日5/13に熊本(益城町の近くの健軍という所)へボランティアに行ってきました。
お手伝いした内容は、ヘアアレンジや、ヘアカット。
正直、行くのを相当悩みました‼
なぜかと言うと、ボランティアに行きたいって決めた後、ある記事を見たのと、同業者からも反対の意見があったからです。
その内容は、美容師が被災地に"ボランティアカット"にいくのは、現地の美容師さんの営業の妨げになるからしない方が良いというものでした。
実際、被災地の最寄りの駅から避難場所の小学校まで歩いて行きながら、すでに営業開始している美容室がありました。
現地に着くまでずっとずっとずっと悩んでいました。
到着した後もボランティアに参加している責任者にその旨を相談したところ、彼女も参加するまでいろんな場面で葛藤があったそうです。
テレビを全て見れている訳じゃないけど、やっぱりテレビやインターネットだけではわかり得ない生の声もそこにはありました。
実際、熊本市内を電車で向かっている間、一見大きな地震があったのが嘘のように町中は普通の生活が流れていて、仕事に向かっていたり、学校に通っていたり、人々は何事も無かったかのように普通に見えました。
でも、避難所についたらもちろん家には帰れない方がいっぱいいて、そこは比較的年配者や障害のあるかたが多くいる避難所でした。
そろそろカットしようと思ってたら地震が起きた。とか
銭湯が遠いから何日もシャンプーさえ出来ない。とか
カットしたばかりだけど、ブローしてくれるだけで気分が上がるわ。とか
いつも行ってた美容室が被災していけなくなっちゃって...。とか
昼間は学校や仕事がある方はそこから向かっているので、到着した昼間は当然年配者が多く、被災にあわれなかったとしてもヘアカットというボランティアが普通に必要な方が多くいました。
はじめたら、どんどん切ってほしい方が集まり、お話をしながらカットすることで、皆さんの顔も笑顔になり、時には涙を流して喜んでくれた車イスのお婆さんもいました。
かといって、みなさん暗く落ち込んでいるかと思えばそうでもなく、普通の生活に戻りたい気持ちは、自然とみなさん思ったよりぜんぜん明るい方もいらっしゃいましたし、ネガティブな事いってる方は誰一人いませんでした。
逆にこっちが元気すら貰えました。
結論は、行って良かったと思いました。
今の段階では現状、スーパーも営業再開してるから物資の配給ももしかしたらスーパーの営業妨害かもしれない。
美容室もしかり。
被災にあってなくても、近所に新しくにたようなレストランやスーパー、美容室が出来たら昔からあったそれらの店の人からすると、ある意味営業妨害にもなり得る。
どこまでが正しくて、どこからが間違ってるってかなり微妙なラインで色んな立場からの意見があるのだと思います。
また、ボランティアに来てるスタッフの方達も、ある意味自分の仕事を休んで来てたり、交通費宿泊費を貯金を切り崩して参加してるスタッフさんもいました。
美容師さんも、もしかしたら自分の店に出勤してれば普通に売り上げがたったであろうに、ボランティアに参加している方もいるんだと思います。
私が、今回行って良かったと思えたのは、そこには笑顔が生まれたから。
喜んでくれる人がいたから。
ボランティアって色んな視点から見ると色々な見方ができるんでしょうけど、少なくとも困ってる人がいたら助け合いたいっての思う気持ちには、なんの利害関係もなく純粋に綺麗な心なんじゃないかと思えます。
私は私に出来ることを考えた結果、今回はボランティアカットと、お店で募金しました。
私が被災者になったときには又誰かが助けてくれるのだと思います。
まとまったお金で助けられる人(例えば芸能人とか、企業とか)は募金という形で助けたいという気持ちを表しているし、お金が無かったら自分の手足を使って現地に行く人もいる。
募金額が一円であろうが、うん百万であろうが、助けたい気持ちの価値は同じだと思います。
形に残るものが無くても、祈るという行為や、数分でも想いを馳せると言うことも、素敵な助け合いの気持ちなんだと思います。
日本では大きな災害が過去何度もありました。そして、今はテレビやインターネットという大きな情報流通ツールをつかって色んな情報が得られて、より良い迅速な対応が出来ているように思います。
その中でも、現地とそれ以外の土地での情報のずれがあれば、その都度微調整をしていく。
そうやって、ボランティアの質、スピードも高まっていっているような気がします。
又、必要な物や事はその時その時で違ってくるようです。
まずは水や食事の確保、生活する場所のの確保、その後は衣類。
ある程度落ち着いてきたら、ごく普通の生活に戻るためのツール、本や、子供の遊び道具、鏡もほしい、ドライヤーも欲しい、扇風機、音楽を聞きたい。
生きていくための最低限必要なものが得られるようになってきたら、次は新たな欲がでできて、それが得られたら、又違う物が欲しくなる。
自然な人間の感情です。
時間が経っていくにしたがって、必要な物やその種類も変わってきます。
ボランティアでヘアカットするのも必要なタイミングや必要な場所がきっとあって、それを何年も何年も喜んでくれるからっていってやってたら、もしかしたらそれは良くないことなのかもしれません。
都度都度最新情報を得て、必要な所に必要な物、情報、力が届けられるようにすることが一番良いのかなと思いました。
今回、私は一日しか行けませんでしたが、これからも色んな場面で自分に出来ることを、無理の無い範囲で思い立ったら行動に移していきたいと思います。
被災地の一早い復興を願います。
世界中が笑顔が溢れる生活が続きますように。


長文読んで頂きありがとうございます(●´∀`●)