意思決定に関する仮説として
①最適化意思決定
②満足化意思決定がある。
①については、代替的選択肢の全集合が所与であり、代替的選択肢の結果の集合が示され(確実性の理論、リスクの理論、不確実性の理論も所与)、効用関数や選考関数をもっており、決定がされるとするものである。
しかし、現実的にはそのようなケースは極めてまれでああり、合理性には限界があるため、単純化されたモデルの中で意思決定されるとしている(②)
満足化ルールを適用し、代替的選択肢やその結果は探索の過程を通じて逐次的に発見され、行動プログラムが形成され反復的意思決定ではそれを用いるとされる。

ここで会計事務所の選択に関して適用するならば、
最初は紹介等で提案され、その他近くの看板、HP等や噂話による代替案がだされる。そこにおいて探索を行うが、効用に関してはサービスの提供をうけるまでは不明であるため、最初にインプレッションや紹介者との人間関係に規定され、価格との兼ね合いをみて決定に進む。各年次においては行動がプログラム化されるため継続的な関係が続き、これがスイッチングコストを高めていくようになる。

このため、とるべき行動としては、クライアントに対する啓蒙活動を行い、満足化のレベルをあげること、サービス内容の比較可能性を担保すること、スイッチングコストを下げるべく、フリーの期間を設けること等がとるべき活動とかんがえられる。

簡単な理論をクライアントの増加方策として考えてみました。他の業態でもいろいろと頭の体操してみるといいかもしれません。