時空を旅するイベント、世界遺産とクラシック音楽を融合させた演奏会を実現させたい
ヴァイオリニストの三上亮です。
この度、クラウドファンディングを開始しました。
9月15日(水)19時より品川プリンスホテル内のハーツ品川スタジオで、世界遺産とクラシックを融合した無料配信コンサートを開催したいと考えています。
【どんなコンサート？】
このコンサートはオンラインで無料で楽しんでいただくためのものです。数々の世界遺産の鮮やかな映像を次々に背景として融合していく事が、このコンサートの最大の魅力です。7台のカメラと約10名の技術スタッフにより大変高いクオリティのダイナミックな映像をリアルタイムで融合する事で、コンサートホールでの生演奏に勝るとも劣らない感動をお届けできるのです。
もちろん、クラウドファンディングでご支援頂いた方には、スタジオ観覧の権利もリターンの一つとしてご用意しております。その場合でも、大きなモニター画面で映像と共にお楽しみいただけます。
また9月15日当日にご覧いただけない場合でも、アーカイブとして残りますので、お好きな時に何度でもご覧いただけます。
視聴者の皆さまには音楽の感動と共に、ヨーロッパへ時空を超えた旅に出た感覚を持っていただけましたら幸いです。
①世界遺産とクラシック音楽の関係
世界中には美しく壮大な世界遺産がUNESCOによって1100件以上も登録されています。国内でもつい先日、奄美大島、徳之島、沖縄東北部及び西表島、そして北海道、北東北の縄文遺跡群が、新たに世界遺産に登録されました。
ヨーロッパに目を向けると、クラシックの作曲の舞台となった城や、エピソードのある宮殿、また作曲家自身が過ごした歴史地区などが、「世界遺産」として登録されています。そしてベートーヴェンの第九交響曲の自筆譜は、UNESCOにより世界中の大切な書物や絵画を保護する「世界の記憶」として登録されています。またクレモナの弦楽器製作技術は「無形文化遺産」として登録されているのです。
私が5年前から演奏している1628年製のニコロ・アマティ作のヴァイオリンはまさにその無形文化遺産の賜物であり、ストラディヴァリウス、グァルネリ・デルジェスと並ぶ三大名器のひとつです。
②世界遺産マイスターとコラボレーション
非常に難易度の高い試験をクリアした世界遺産マイスター数名とのトークを演奏の合間に挟みます。クラシック音楽は、その歴史的な背景を理解し、また作曲当時の作曲家の境遇、エピソードを知ることで、より親しみのある音楽として私たちの心に響きます。
③配信スタジオ
コロナ禍で稼働率が著しく低くなっている品川プリンスホテルの宴会場の一つを使って本格的な配信を行えるのがハーツ品川スタジオです。品川プリンスホテルとは10月までの契約とのことですが、イベントの実績次第で契約が延長されるそうなのです。何かインパクトのあるイベントを開催したいという想いが合致しました。
ということで、9月15日まであまり時間がないという状況ではありますが、この魅力的な配信環境での大規模なコンサートを是非実現したいとの思いからクラウドファンディングに踏み切りました。
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9月15日の配信コンサートでは、最大8人程度での演奏を予定しています。その内約半分はこれからのクラシック界を担っていくであろう有望な若手を、育成の意味も込めて起用する予定です。デュオや、弦楽四重奏、弦楽八重奏など、人数が増えれば、それだけ演奏できる曲の選択肢も拡がります。プログラムの流れにメリハリもつきます。
ここ一年半にわたるコロナ禍で演奏機会が激減した私を含めた出演者全員、高い技術を持っているにも関わらず、仕事を失い危機に瀕している配信スタジオ、なかなか演奏会にも出かける事が出来ない視聴者の皆さまに、素敵なクラシック音楽とともに、今は実際に見る事もできない素晴らしい世界遺産の美しい光景を臨場感たっぷりにお届けし、関わって下さるすべての方々に幸せなひとときをお届けするコンサートを妥協の無いクオリティで実現させたいのです。
【クラウドファンディングの手続き】
今回クラウドファンディングという方法を取っています。支援額は1000円からです。ご支援いただいた全ての方のお名前を配信のエンドロールに掲載させていただく予定です。
その他、様々なお礼の品や権利をご用意しておりますのでご確認ください。
クラウドファンディングによるご支援にはアカウントが必要となります。Facebook、Twitterのアカウントでも可能です。
ネット上の操作が難しい場合は、代理申請も可能です。書面で支援額やリターンを選択して郵送後、指定口座にお振込みいただければ、こちらでネット上での事務手続きを代理で行わせていただきます。DMやコメント等でご連絡頂ければ、こちらから申請書類をお送りいたします。
このクラウドファンディングにご協力を頂き、9月15日の配信コンサートを実現させる事で、明るい未来への希望を皆さまと一緒に感じたいと思っています。お力添えをどうかよろしくお願いいたします。
ヴァイオリニスト 三上亮