出産秘話
忘れないために
6月9日この日は妊婦健診の補助券最後の日。
39W5dで三時からいつも通りの健診でした。エコーで推定体重を計ってもらうと約2800グラム。でも私のお腹を先生が触ると
『3300グラムくらいありそうだけどなぁ～ 』って言って何度も計り直し。でも一回も3000を超えない。
そして内診。
子宮口1,5センチ。ほとんど先週から変化無し。
膜はだいぶ薄くなってきているみたい。
でも5月13日の健診でもう赤ちゃんは産まれる準備できていて子宮口も柔らかいし開いてきているから5月中に産まれるかもって言われていたので、何でまだ産まれないのかとても焦ってました。
6月になっても産まれてこない…周りからは
『まだ産まれないのか？』
って毎日毎日言われ続けてその日も、健診から帰って周りのプレッシャーに挫けて布団の中で泣いてました。
旦那もなかなか産まれてこない赤ちゃんを心配して表情がとても暗かった。
そんな周りの期待に応えられずにどうすれば良いのか分からずただ泣く事しかできませんでした。一時間くらい布団に入ってたら、夜6時30分頃お腹から変な音。ブチン(ρ°∩°)って!
ずーっと便秘だったのでお腹の調子が悪かったからただの腹痛と思い込み
7時頃
お腹が何度かちょっと痛い。
もしかして陣痛だったりして…
とりあえず病院に電話。
一旦病院に来てと言われ行く。
うちから病院までおよそ40分
破水してたら危ないからシートを倒して来てと言われたけど頻繁にお腹が痛くなってそんなの無理になる。車の中で陣痛と確信！時間を計ってみると既に５分間隔。やっぱり陣痛だ。
8時頃到着。とりあえず分娩室に行って破水してるか検査したりモニター着けたり、内診したり。
検査結果
破水済み。子宮口4センチ。陣痛3～4間隔。 初産なのに進行早い。しかも陣痛に気付いてなかった私…鈍感過ぎる。
内診中、助産師さん達の様子がおかしい…２人交互に私の子宮に手を突っ込む(>_<)
なーぜー？
そして走って橋本龍太郎似の先生に電話してる。
コソコソ話してて気になる。
9時頃
先生到着～。
『あー頭のしわがすごい寄ってるね～旋回なし正常！
普通分娩OK。』
そう。助産師さんが内診したら息子ちゃんの頭のしわを臍の緒と勘違いしてたらしく臍の緒が下に廻ってたら、緊急の帝王切開になってたらしい。
無事で何より。
このあたりから時間は曖昧です。
陣痛室に移動してベッドの上に座る。
既に陣痛2分間隔。
2分休憩～
数十秒陣痛～
この繰り返し。
陣痛がきてる間は声出せない。腰が砕けそうになる。ベッドの棒を強く握ったり足で押して力入れたり。ベッドに横になりたいけど赤ちゃんが降りやすくするためには歩いたり座った方が良いらしい。
陣痛中旦那はオロオロ腰さすってくれてるみたいだけど痛いのにすこーしさわるくらいしかさすらないのでイライラする。お尻を押してと言っても場所が違うし力が弱すぎでマヂにイライラする。こっちは痛いのに旦那が疲れた様子を見せてきた。
もおいいと言って断る。
本当に男は役立たない。口だけだ。
助産師さんに代わってからは本当に楽だった。
神の手。
旦那も助産師さんに教わってしてくる。初めてだから下手なの当たり前だけど正直旦那に代わってもらいたくなかった。
本当に痛くてつらいからここはプロに任せたい。
陣痛の合間に寝て、痛みがくると我慢して分娩室に入るまでに意識ぶっ飛びそうだった。
夜中２時
助産師さんが一旦内診しましょうって言ってくれて内診したら子宮口6センチ。だいぶ進んで朝には産まれるよーっと言われてホッとする。
この辺から気が狂いそうになるくらい激痛。
痛さのあまり呼吸法もうまくできないし、過呼吸になって手足が痺れて震えが止まらない。
酸素マスクしてもらうけど苦しいし邪魔で外してしまう。
でも苦しい。
私は何がしたいのか…
3時頃分娩室移動
子宮口8～9センチ。
もお腰まで赤ちゃん降りてるの自分で分かる。
痛い痛い痛い！
本当にイキみたい。
出したい。
でもまだダメと言われ頑張ってイキみ逃し。
イキみ逃しがうまいと誉められるけど、ただ体力無くてイキめないだけ。
丁度良かった。
またまた助産師さんの内診
～子宮口全開～
『菊池さ～ん全開です～！！もお頭見えてる。もお産まれるよ～』
って神の声。
ここで橋本龍太郎似のダンディーな先生再び登場。
手のひらサイズのブットイ注射器持って、
『麻酔するよ。切開しまーす。』
バチンバチン！☆§＆％
旦那ここであまりにもグロくて顔面蒼白(笑)
私は痛さなんて感じかった。
何回か陣痛の波に乗ってイキむけど出てこない。助産師さんが私のお腹を思いっきり押さえて出すのを手伝ってくれる。
うん。
もぉ上のっかってるよね。
そして
『力抜いて胸に手をのせて～！ハッハッハ！ってしてみて。
菊池さ～ん下を見て～』
の声で下を見ると、半分出てた。本当に何とも言えない。だって自分の股から赤ちゃんの頭と体の半分が出てるんだよ。本当に変な感じ。
そして、やっと
『おめでとうございます！！！！』
の声と同時に羊水を吸われている音。
『フンギャ～フンギャ～』
3時57分
元気よく泣いてくれました。
旦那私の隣で号泣。そして何か必死に言ってる。
私は涙も出ず
やっと終わった。
やっとやっと逢えた！
って思ってるうちに暫くは後処理はじまる…
これがまたすんごい痛い。胎盤出すのにも手間取った。
オマタに色んな器具入れられる。後陣痛とともに切ったオマタにまた麻酔をしてゴイゴイ縫ってく。麻酔してるけど感覚すっごいの。糸で引っ張ってくの良く分かる。
そして意識が朦朧。
出血大サービスだったみたい。出血多量で大量の点滴。
まぁでも私なんかどうでも良い。
産まれてきた赤ちゃんは、妊娠が分かった日におじいちゃんちで出血してそのまま入院。切迫流産になってて正直守りきることが出きるか不安だった。でも私のお腹の中で１０ヶ月もの間一生懸命大きくなって、私の所にやってきてくれた。胎動がわかった日、しゃっくりがわかった日、お腹を蹴ってお腹がぐにゃっと盛り上がった日。毎日が感動でした。今こうして一緒に居れる事、本当に幸せです。これからの息子の成長楽しみでしかたないです。
出産は痛いっていうけど痛さより、子どもに出逢える喜びの方が大きいです。これから出産を控えている方。陣痛が辛い時は赤ちゃんに声をかけてあげて下さいね。もう少しで出逢えますから。
出産される方これから頑張って下さいね。
～最後に～
空雅へ
私をママに選んでくれてありがとう。本当に本当に大好き。毎日空雅に出逢える事楽しみに待ってたよ。空雅に出逢えてママはとても幸せだよ。産まれてきてくれてありがとう。これからもたくさん笑顔見せてね。
6月9日この日は妊婦健診の補助券最後の日。
39W5dで三時からいつも通りの健診でした。エコーで推定体重を計ってもらうと約2800グラム。でも私のお腹を先生が触ると
『3300グラムくらいありそうだけどなぁ～ 』って言って何度も計り直し。でも一回も3000を超えない。
そして内診。
子宮口1,5センチ。ほとんど先週から変化無し。
膜はだいぶ薄くなってきているみたい。
でも5月13日の健診でもう赤ちゃんは産まれる準備できていて子宮口も柔らかいし開いてきているから5月中に産まれるかもって言われていたので、何でまだ産まれないのかとても焦ってました。
6月になっても産まれてこない…周りからは
『まだ産まれないのか？』
って毎日毎日言われ続けてその日も、健診から帰って周りのプレッシャーに挫けて布団の中で泣いてました。
旦那もなかなか産まれてこない赤ちゃんを心配して表情がとても暗かった。
そんな周りの期待に応えられずにどうすれば良いのか分からずただ泣く事しかできませんでした。一時間くらい布団に入ってたら、夜6時30分頃お腹から変な音。ブチン(ρ°∩°)って!
ずーっと便秘だったのでお腹の調子が悪かったからただの腹痛と思い込み
7時頃
お腹が何度かちょっと痛い。
もしかして陣痛だったりして…
とりあえず病院に電話。
一旦病院に来てと言われ行く。
うちから病院までおよそ40分
破水してたら危ないからシートを倒して来てと言われたけど頻繁にお腹が痛くなってそんなの無理になる。車の中で陣痛と確信！時間を計ってみると既に５分間隔。やっぱり陣痛だ。
8時頃到着。とりあえず分娩室に行って破水してるか検査したりモニター着けたり、内診したり。
検査結果
破水済み。子宮口4センチ。陣痛3～4間隔。 初産なのに進行早い。しかも陣痛に気付いてなかった私…鈍感過ぎる。
内診中、助産師さん達の様子がおかしい…２人交互に私の子宮に手を突っ込む(>_<)
なーぜー？
そして走って橋本龍太郎似の先生に電話してる。
コソコソ話してて気になる。
9時頃
先生到着～。
『あー頭のしわがすごい寄ってるね～旋回なし正常！
普通分娩OK。』
そう。助産師さんが内診したら息子ちゃんの頭のしわを臍の緒と勘違いしてたらしく臍の緒が下に廻ってたら、緊急の帝王切開になってたらしい。
無事で何より。
このあたりから時間は曖昧です。
陣痛室に移動してベッドの上に座る。
既に陣痛2分間隔。
2分休憩～
数十秒陣痛～
この繰り返し。
陣痛がきてる間は声出せない。腰が砕けそうになる。ベッドの棒を強く握ったり足で押して力入れたり。ベッドに横になりたいけど赤ちゃんが降りやすくするためには歩いたり座った方が良いらしい。
陣痛中旦那はオロオロ腰さすってくれてるみたいだけど痛いのにすこーしさわるくらいしかさすらないのでイライラする。お尻を押してと言っても場所が違うし力が弱すぎでマヂにイライラする。こっちは痛いのに旦那が疲れた様子を見せてきた。
もおいいと言って断る。
本当に男は役立たない。口だけだ。
助産師さんに代わってからは本当に楽だった。
神の手。
旦那も助産師さんに教わってしてくる。初めてだから下手なの当たり前だけど正直旦那に代わってもらいたくなかった。
本当に痛くてつらいからここはプロに任せたい。
陣痛の合間に寝て、痛みがくると我慢して分娩室に入るまでに意識ぶっ飛びそうだった。
夜中２時
助産師さんが一旦内診しましょうって言ってくれて内診したら子宮口6センチ。だいぶ進んで朝には産まれるよーっと言われてホッとする。
この辺から気が狂いそうになるくらい激痛。
痛さのあまり呼吸法もうまくできないし、過呼吸になって手足が痺れて震えが止まらない。
酸素マスクしてもらうけど苦しいし邪魔で外してしまう。
でも苦しい。
私は何がしたいのか…
3時頃分娩室移動
子宮口8～9センチ。
もお腰まで赤ちゃん降りてるの自分で分かる。
痛い痛い痛い！
本当にイキみたい。
出したい。
でもまだダメと言われ頑張ってイキみ逃し。
イキみ逃しがうまいと誉められるけど、ただ体力無くてイキめないだけ。
丁度良かった。
またまた助産師さんの内診
～子宮口全開～
『菊池さ～ん全開です～！！もお頭見えてる。もお産まれるよ～』
って神の声。
ここで橋本龍太郎似のダンディーな先生再び登場。
手のひらサイズのブットイ注射器持って、
『麻酔するよ。切開しまーす。』
バチンバチン！☆§＆％
旦那ここであまりにもグロくて顔面蒼白(笑)
私は痛さなんて感じかった。
何回か陣痛の波に乗ってイキむけど出てこない。助産師さんが私のお腹を思いっきり押さえて出すのを手伝ってくれる。
うん。
もぉ上のっかってるよね。
そして
『力抜いて胸に手をのせて～！ハッハッハ！ってしてみて。
菊池さ～ん下を見て～』
の声で下を見ると、半分出てた。本当に何とも言えない。だって自分の股から赤ちゃんの頭と体の半分が出てるんだよ。本当に変な感じ。
そして、やっと
『おめでとうございます！！！！』
の声と同時に羊水を吸われている音。
『フンギャ～フンギャ～』
3時57分
元気よく泣いてくれました。
旦那私の隣で号泣。そして何か必死に言ってる。
私は涙も出ず
やっと終わった。
やっとやっと逢えた！
って思ってるうちに暫くは後処理はじまる…
これがまたすんごい痛い。胎盤出すのにも手間取った。
オマタに色んな器具入れられる。後陣痛とともに切ったオマタにまた麻酔をしてゴイゴイ縫ってく。麻酔してるけど感覚すっごいの。糸で引っ張ってくの良く分かる。
そして意識が朦朧。
出血大サービスだったみたい。出血多量で大量の点滴。
まぁでも私なんかどうでも良い。
産まれてきた赤ちゃんは、妊娠が分かった日におじいちゃんちで出血してそのまま入院。切迫流産になってて正直守りきることが出きるか不安だった。でも私のお腹の中で１０ヶ月もの間一生懸命大きくなって、私の所にやってきてくれた。胎動がわかった日、しゃっくりがわかった日、お腹を蹴ってお腹がぐにゃっと盛り上がった日。毎日が感動でした。今こうして一緒に居れる事、本当に幸せです。これからの息子の成長楽しみでしかたないです。
出産は痛いっていうけど痛さより、子どもに出逢える喜びの方が大きいです。これから出産を控えている方。陣痛が辛い時は赤ちゃんに声をかけてあげて下さいね。もう少しで出逢えますから。
出産される方これから頑張って下さいね。
～最後に～
空雅へ
私をママに選んでくれてありがとう。本当に本当に大好き。毎日空雅に出逢える事楽しみに待ってたよ。空雅に出逢えてママはとても幸せだよ。産まれてきてくれてありがとう。これからもたくさん笑顔見せてね。