オーストリアの秋の楽しみの一つ
Sturm
オーストリアでは、発酵途中の若いワインの事をSturmと呼びます。
確か、ドイツでは違う呼び方だったような
発酵しきってないので、少し炭酸を混ぜたみたいにシュワッとした飲み口で、ぶどうジュースのような甘い味。見た目も濁ったジュースみたいな感じです。
とっても飲みやすくて、私のお気に入りです
でも元々、飲みすぎると、お腹の中で嵐(ドイツ語でSturm)が起こる、から名前がきてるらしく、その名の通り人によってはキケンな飲み物
スーパーで買う事もできるけど、私はホイリゲ(ドイツ語でHeurige、ワイン農家が自家製ワインと簡単な家庭料理を出す期間限定の飲食店)が大好きなので、開いているホイリゲを見つけてはお試ししてます
自家製ワインをその場で飲めるのは嬉しいし、料理もおいしいし、何といっても安さが魅力
私の住んでる周りのホイリゲでは、125mlのグラスワインが€0.90~€1.50、料理もだいたい€2.50~€7、2人で行ってお腹いっぱい飲んで食べて、チップ含めても€20~25
嬉しすぎるお値段です
Sturmは少し値段は上がるけど、この時期にしか飲めないワインなので、見つけたら必ず注文します
写真はこの前行った、Sturm Heurigeで
撮るの忘れてて慌てて撮ったので、こんな写真しかなく
後ろのほうに見えるのが、白ワインSturm
彼が食べてる肉の塊は、豚のすね肉の燻製。€3.80だったかな?オーストリアでもあんまり見かけない料理らしいです。脂っこくなくおいしかったです
ホイリゲでは、見た目は豪華じゃなく質素で簡単なものが多いけど、色々な地方や家庭の味が楽しめる素敵な場所です