SNSで、会話をしない美容室が話題になっていた。
内容を見るととても興味深く、且つ自分と同じような人がたくさんいることを知る。
人との関わりについて考えたい。
私は、他人にエネルギーを取られるのが苦手だ。
(ここでいう“他人”は、全く知らない人のことを他人と定義する。)
人から発する感情を受け取りやすいので、仕事以外では、無理に交友関係を広げたくないタイプ。
そんな私が美容師について、ちょっと感じた事があったので、今日はそのことを書きたい。
私が今の家に引っ越してして、美容院を変えては変えをしてきたが、数年前から、ある美容院のある美容師さんに落ち着いた。
とりあえず美容院を探す労力は、なくなった。
まずここだけでも私にとっては、奇跡だった。
中々固定の美容院が見つからず、苦労する人生だった。
それは、なぜか。。
美容室での美容師さんの押し付け的な接客が苦手だから。
基本的に他人に自分のことを聞かれるのが嫌いだし、話しかけられたら性格上無視もできずカットされながら無理矢理会話をしなくてはいけない。
美容院には髪を切りにいってるわけで、話をしに来てるわけじゃない。
ましてや、オフの日に見ず知らずの人に自分のことを話すほど無駄な労力はないとさえ思ってしまう。。
美容師さんから言えば、これが仕事なんだもんとなるから美容師さんが悪いとも言えない。
(美容師を目指す人は、どうかお客が話しかけてほしいタイプか、静かに切ってほしいタイプか見極める訓練もしてほしい。。。)小言
行きつけの美容院が見つかるまでは美容院という空間があまり好きにはなれなかった。
そんな捻くれ者の私が行きつけの美容院を見つけられたきっかけは、ある出来事があったからだ。
当時、役職がついたという事もあって、オーバーワーク気味な私は、土日も自宅でパソコン作業したり部下とのコミュニケーションをとったりかなり疲弊していた。
あ〜そろそろ、リフレッシュしないなぁ
と、滅多に思わないけど、髪の毛をバッサリ切る事を決めた。
美容院はとりあえずカットが上手そうな人を探して、予約。
初めて入ったそこは、人が多いがそんなにガヤガヤしているイメージはなかった。
今までロングを貫いていた為、ショートのイメージを全く考えてなかったが、イメージしているショートヘアの画像を見せ、カット開始。
最初は、その美容師さんとも当たり障りない会話をした。
が、途中からショートカットを整えるのに夢中になったのか美容師さんも無口になっていった。
お、これは楽だ…と思いつつ、
気づいたら私はカットされながら眠ってしまっていた。笑
美容院で眠ってしまったのは初めてだった。
正直、自分でもびっくり。
疲れもあったが、美容院でこんなに気を抜いてされるがままにカットしてもらったのは、初めてだった。
カットもとても良い感じ。
お、これはもしかしたら出会ってしまったのでは…
と、この出会いに少し期待する私に気付かないその美容師さんは
「だいぶお疲れでしたね、、笑
ショート慣れるまではセット大変かもしれないですが、やり方教えますね。」
と、ショート初心者の私にセットのコツなどを伝授。
口調もとても優しく、こうしてくださいと押し付ける感じもなし。
あ〜ほわほわするな〜この感覚、好きだわ〜。と思いながら、帰路に着いた。
久々に押し付けが強くない美容師さんに出会った。
後から調べたら、担当してくれた方はショートカットが得意な方だった。
そこから、私はそこのお店を行きつけにした。
というより、その美容師さんを指名で入れるようになった。
お客さんとワーワー話している美容師さんがいるのを見ると、きっとお店の方針ではなく、あのほわほわした居心地の良い空間はあの美容師さんが作ってくれているのだと感じる。
もう何年もその美容院に通っている。
担当の美容師さんは私がどんな仕事をしていて、どんなことに悩み、どんな趣味があるのかを知らない。
いつも、どんなカットにするか、前回はこうだったからこうしてみてもいいか?など髪についてのコミュニケーションのみ。
私の髪の癖や、似合うイメージを理解してくれるので、絶対的な信頼を置いて、最近はお任せでお願いする事が増えた。
私にとって美容院が、リラックスできる空間の一つになった。
たかが、美容院かもしれない。
でも、美容院での時間を、どんな空間にするかは
美容師さんとの共同作業のような気がする。
ありがたい。
お互いのパーソナルエリアを保ちつつ、それぞれの目的が合致する。
店員と客の関係ではあるが、
こうした関わりは大切にしたいと思う。
これ以上近づくことはないけど、私にとって関わり合う人。
ちょっとだけ他人の事が好きになった出来事。
おわり。🐈⬛