私の親友Bは敬虔なイスラム教徒。

彼女の事はここで少し書いている。

シングルマザーで３人の子持ち。ヨーロッパで育った白人だが若いときに無宗教からイスラム教に改宗。

イギリスでは子供たちは私の娘と同じ学校に通うが、基本的にイスラムコミュニティーに身を置く彼女。

そんな彼女とは私は本当になかがいい。シングルマザー時代もお互いに支えあったし、私が出産したときはお祝いと共に手作りの美味しいご飯をたくさん届けてくれた彼女

私、美味しいものくれる人は特に好き

先週末、友人Bがラマダンのデコレーションみんなでするからと子供たち全員を家に呼んでくれた。

学校でイスラム教についても学ぶ機会がり、友人B宅で毎年ラマダン関連のパーティーに呼ばれている娘のターリアは喜んで参加

そういった機会が全くないアンディとエミリーにも楽しい経験になるかなと思い彼に送り迎えをしてもらう事に。

彼も一応招かれてはいるものの、彼がいると友人Bはスカーフで髪を隠したり服装も露出が全くないもの(男性がいないときはスカーフなしティーシャツ姿のB)にするなどくつろげないだろうという彼の配慮で彼は家に入らないことに。

こういう風に気を使える彼が私は好きだ

私は、チョコレートムースを作って持っていく予定だったが息子の様子を見るために断念。

代わりに様々な種類のミニチョコが入ったギフトbox２箱と、彼らが好きなハーブティーのセット、甘い黒ゴマだれが入っている茹でる用の冷凍餅(中国のデザート) そしてスーパーで見かけたラマダンカレンダーbox。(乾燥させたナツメヤシの実(デーツ)が毎日一つ食べられる。)

友人Bはとっても喜んでくれた

いつも思うのだが、彼女は面倒見がいい。

遊びにいくと私たち以外にも他のお母さんらや子供達がいることがよくある。

だからか彼女の３人の子供たちは様々な年齢の子達と遊んだり、面倒をみたりする

今回は、私の子供たち３人(+赤ちゃん)、彼女の子供たち３人に娘と同じ学年のエジプト人の女の子。

日が沈み断食の終わりを象徴するランタンを作ったり、イスラムテーマのサンキャッチャーの色付け、バルーンをたくさん膨らませてアーチをつくったり、、、

彼女、学校の先生みたい

「すごいね～私もやりたい❗」と言ったら、

「これ全部、イスラム教の日曜学校で子供達がこの時期にやるアクティビティなの。」と教えてくれた。

彼女のうちでは、ロンドンで働くデザイナーの弟(イスラム教ではない)も同居していて、家庭内の言語は英語とフランス語。文化はイスラム/エジプト/フランス/アイスランド、宗教はイスラム教と色々なものが混在している。

本当に面白い家庭

あれだけ人見知りをする、集団行動が苦手と元妻さんが言っているアンディとエミリーは普通に楽しんでいた。

クラフトを終えた後は男の子たちはボードゲームをして遊び、女の子たちはバルーンのデコレーションを手伝っていた。

「ダディはどこ?」と心配したりするかなと思ったが全くそんな気配はなかった。

エミリーなのだが、元妻さんの元ではあまりおかしを食べることを許されていないので、出されたチョコレートを食べまくっていた

新年早々彼らはお菓子禁止になったエピソードはこれ。

「一気に食べ過ぎだよ。落ち着いて。」と私が言ったところで今日元妻さんの家に帰るのでチャンスは今しかないと思っている彼女。

もう止まらない

誕生日パーティーの時のような大量にだされたお菓子じゃないんだから、ポケットに詰め込まないでぇ～

気持ちはわかるけどさー

一応、友人Bには事情を説明し軽く謝った。

子供たちはラマダンについてもう少し学べたし、アンディとエミリーにおいては、親がいなくても(まあ一応私はいたが)他のおうちに遊びにいく他の子供たちと遊ぶという経験ができてよかった。

普通の経験だが、彼らには滅多にこういう経験はない。

子供たち全員は嬉しそうに、クラフトを持ち帰った

友人 Bありがとう

来週はラマダンブレックファスト(朝食といえど、日没後の食事だからか実際は夕食ね)に誘ってもらったのでその時は色々と料理を作って持っていこう

楽しみ～。

ラマダンでなぜか張り切っている私