お客様が来ると顔を上げて

にこやかに挨拶をする。

馴染みのお客さんも多い。


いつも透明のビニール袋に

札束どっさり入れて

そのまま袋の口を握って持ってくる

近所の魚屋🐠のおばあちゃん。

中身が丸見えである。


いつも市場が一段落した後に来るので決まった時間。

いくら信号渡ってすぐでも

だれかに狙われるんじゃないかと

心配になるけど、

おばあちゃんはお構いなしだ。


ゆっくり歩いてニコニコしながら店に入って来て 「おはよう」と

カウンターにビニール袋をドンと置く。


9枚を1枚で挟んだ千円札がたくさん。

ちょっと湿っていて

魚の匂いがしてウロコもしっかり混じってる。

いつものことだから誰も気にしない。




別のお客様がやって来た。

風呂敷の中身は

年期の入ったお菓子の大きな缶に

金種ごとに分けた小さい缶をいくつも入れてある、カンカンマトリョーシカ。


毎日、店の売り上げを入金に来る

おじいちゃん。



決まり台詞は、


「ワシのは1番後でいいですから

ゆっくりやってください。」


そして、数分も経たないうちに


「まだですか?」


はい。まだですね。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



🧠私の扁桃体さん

おばあちゃん!危険だよ⚠️


🧠おばあちゃんの前頭前野さん

仕事終わったー

今日もいい天気だね

たくさん魚が売れて良かったよ。


おばあちゃんの側坐核さんから

達成感ホルモンのドーパミンブッシャー!!!

満足感ハンパなくてニコニコ☺️


🧠おじいちゃんの優しさ

「ワシのは一番後でいいですからねー。」

気配りの天才✨前頭前野さん全開からの

「まだですか?」

急にイライラ扁桃体優位😖


🧠私の、はい。まだですね
ドッキリ扁桃体さんからの
いつものことやん!と前頭前野さんが囁く