「 あいしてる。」
率直なまでに
伝えてくる君の声に 、
僕は頭がくらくらして
何も考えられなくなる。
「 ばか、ずるいよ。」
考えられない頭で
必死に絞り出した言葉は 、
君のように
素直な気持ちではなく
照れ隠しの為の
くだらない言葉だった。
ああ、僕は
君にこんな言葉しか
返せないのかと
考えていると、
君は笑いながら
僕にもう一度
「 あいしてる、
あいしてるよ 」
なんて
抱きしめて
囁いてくるもんだから
余計に恥ずかしくなって
僕の顔は真っ赤になって 、
それに気付いた君が
とても綺麗に
笑った。
「 離せよ、ばかあっ 」
そんな君の笑顔を見た
僕がまた照れくさくなって 、
君の腕の中で
小さな抵抗に及んだのが
無駄に終わったのも
君の笑顔を更に
美しくだけだった。
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ひい(´ч`)
あまあま(´^д^`)


