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MIDNIGHT

その翼の向かう先は



夢で君に逢ったなんて言ったら
苦笑いされそうで
言葉にするのをやめたんだ
だって君は僕を知らないし
僕も君を知らない


君がいるから頑張れるなんて
凄く嘘っぽくて
伝えるのをやめたんだ
だって君は僕を知らないし
僕も君を知らない



ただ知っているのは
一緒の世界に
存在している事位だよね

同じ世界にいるのなら
いつか話す事も出来る筈なんて
突拍子もない事言うんだけど

僕はずっと此処にいて
君を想うから
時には笑って…時には泣いて…
君は歩いていてね
僕の事なんて知らなくていいから




いつも君の事を考えるんだなんて
安いラブソングみたいで
綴るのをやめたんだ
だって君は僕を見ていないし
僕も君を見ていない


いつか君に触れたいなんて言ったら
俯かれそうで
言葉にするのをやめたんだ
だって君には僕じゃないし
僕にも君じゃない



ただ解っているのは
この世界で
誰かを求めてる事位だよね

同じ世界にいるのなら
いつかこの手を繋げる筈なんて
絵空事を言ってみるんだけど

僕はずっと此処にいて
君を想うから
時には止まって…時には振り向いて…
君は探していてね
僕の事なんて探さなくていいから

同じ世界にいるのなら
いつか笑い合う時がある筈なんて
本気で思ってるんだけど

僕はずっと此処にいて
君が通り掛かったから
いつか気付いて…いつか微笑んで…


ほらね…なんて
僕を意地悪に笑っていいから
僕はずっと此処にいて
君はずっとそこにいる…