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MIDNIGHT

その翼の向かう先は



幼い頃には
穹から舞い落ちる白い粒に
はしゃぎ走り回って笑ってた
そんな事も忘れそうな程
冷たい雨は思い出も一緒に
濡らし洗い流していく

雪の降らなくなったこの街で
君は今 何を想うの?

生きている君も
移りゆく季節も
無くさぬ様に忘れぬ様に
かけがえのない光に変えて
心にそっと降り積もれ
あの頃の雪の様に



幼い頃には
誰も歩いていない白い道を
心躍らせ足跡を付けてまわった
そんな事も忘れそうな程
灰色の道は夢も一緒に
曇らせ濁らせていく

雪の降らなくなったこの街で
君は今 何を願うの?

歩いてゆく君も
煌めく未来も
止まらぬ様に背かぬ様に
二つとない光に変えて
心にずっと降り積もれ
あの頃の雪の様に

朝陽に輝いてた一面の雪は
君の目指したあの場所の様に
まだ何も描いていない
真っ白なキャンバスの様だから


描いていく君も
色付く未来も
輝く様に煌めく様に
たった一つの光に変えて
笑顔という名の絵の具に変えて
心に何度も描き続けて
失敗したって描き直せばいい

その度に描く場所をくれるよ
あの頃の雪の様に…