映画のシーンに映った“ジンジャーブレッドクッキー”
映画のシーンにジンジャーブレッドクッキーが映った瞬間、“ああ、またクリスマスが来るんだな、”と思い出しました。
クリスマスの気配は、毎年同じようで少しずつ違う。
それでも、クリスマスの雰囲気はいつのまにか身体にしみついているもので。
ただひとつ願うのは、
この季節を、あたたかい記憶としてずっと残せたらいいな、と。
家族と並んでホームアローンを観ながら、ふとそんなことを思いました。
翌日、さっそく子どもたちとクッキーを探しに。
店の棚には、クリスマスらしいパッケージがずらりと並んでいて、
気がつけば、わたしは自然にそのひとつに手が伸びる…
ジンジャーブレッドクッキー。

レジへ向かうあいだ、胸のあたりがそっと高鳴り、
それだけで、クリスマスが一歩近づいてくる気がしました。
家に帰り、子どもたちと食卓を囲んで、さっそくクッキーをいただくことに。
ふわっとひろがる甘い香り。
さくっとほろっとした歯ざわり。
アイシングシュガーがアクセントになった、しっとりとした生地。
そのスパイシーな味わいは、
むかしのクリスマスも一緒に静かに思い出させてくれます。
雪の匂い、薪ストーブの音、家族の笑い声。
どれもぼんやりしているのに、どこからかふれてくる。
そして、いま子どもたちとテーブルを囲んでクッキーを食べながら、
クリスマスがゆっくりとこの家に満ちていくのを感じ、あたたかい笑みがこぼれます。
クリスマスの時期って、ふとした瞬間に
あたたかさが湧きあがるものなのかも。
さて、今年のクリスマスはどうしようかしら。
そう考えながら、少しずつ近づいてくる季節を待ち構えているところです。
ジンジャーブレッドマンとは、生姜やシナモンを使った人形のクッキーのこと。
クッキーのまわりにはアイシングシュガーのようなものがコーティングされていて、ソフトクッキー生地との相性は抜群。
噛むたびに優しい甘さも楽しめます。
クリスマス感たっぷりのビジュアルもかわいらしい。
いつも一旦できるかぎり店舗に足を運んで、
一度味わって美味しかったものは、リピート買いするようにしています。
そして、手に取った瞬間のワクワク感も。
KALDIのジンジャーブレッドクッキー。
これはクリスマス終える前に、もう一度買おう!と思っています。





