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イメージング

そう。そこには、何かがあった。


何かがあった。威圧感すら感じる。


何か、それは顔を上げるまでわからなかった。


そこには、大きな山があった。

雄大に聳える大きな山が。


何年ぶりだろうか?この山を真正面から眺めるのは。

あの日以来、この場所を封印していたから。


今までどんな場所も、自分にとっては楽しい場所だった。

それが悲しみの場所に変わるなんて。


ふと横を見ると、美奈子が泣いていた。

その姿を見ていると、自分も泣いてしまいそうだった。


そう、阿佐美がこの世から去ってしまって以来。