皆様 こんばんは お久しぶりです。
1. 抗がん剤による後遺症(遅発性・長期副作用)
・シスプラチンは、末梢神経障害(手足のしびれ、ジンジン感)、耳鳴り・高音域の難聴などがよく知られた副作用です。
・エトポシドは神経症状は少なめですが、倦怠感や関節痛を長引かせることがあります。
・一度傷ついた神経や蝸牛(耳の細胞)は完全には再生しづらく、**「ある程度残存したまま、体調や外的要因で悪化したり改善したりする」**ことがあります。
2. 気圧や天候の影響
・神経や血管は気圧変化に敏感で、低気圧時に痛みや耳鳴りが増すことはよく報告されています。
・これは「気象病」と呼ばれ、抗がん剤で弱った神経が影響を受けやすくなっている可能性があります。
3. 自律神経・脳の関与
・長期の闘病や痛みの経験は、自律神経や脳の感覚処理に影響を与え、痛みやしびれを実際以上に強く感じさせることもあります。
・これは「中枢性感作」と呼ばれるもので、慢性疼痛や耳鳴りの持続に関与します。
まとめると
・完全に「抗がん剤のせい」だけでもなく、完全に「自律神経・精神的なもの」だけでもない
・「抗がん剤で神経や耳に残ったダメージ」+「天候・体調による変化」+「脳・自律神経による感覚の増幅」が組み合わさっている、と考えるのが自然です。
対処のヒント
・気象病対策:耳のマッサージ、温め、規則正しい睡眠
・しびれ・痛み対策:軽いストレッチや血流を促す運動
・耳鳴り:環境音(ホワイトノイズや川の音)で脳を耳鳴りに集中させない
・必要であれば、ペインクリニックや耳鼻科で**神経障害性疼痛の薬(プレガバリンなど)**や耳鳴り外来の相談も選択肢になります
