初めての車は、20歳で免許を取り、近所のお姉さんが新しいのを買うからと古い車をタダでくれたのを覚えています。
それは、スターレットというこの時代はまだ、マニュアル車が多くて、勝手に動く?AT車は不気味だと大人は言っていました。
クリープ現象かな?
ブレーキから足を離すとすーっと前に出るタイプですね。
当たり前ですが。
あの当時の私のAT車は3速というとんでもない遅さでした。
直線の長い場所でエンジンうなりながら、やっと105キロほどして出せず今の高速なら怖いですねー。
そう言えば、あの頃から100キロちょっとで、危険を知らせる「キンコン」音が出てました。
ずーっとキンコンキンコンとうるさいっていうくらい・・・。
エンジンは、1300ccでした。
結構がっばって乗りましたが、限界が来て就職し、新車を買うっていう決断をしました。
普通はどんな選び方?
カッコいい形かわいい形とか装備とか大きさとかでしょうか?
私は変でした。
車の車種がメーカーごとにほぼある中で、パラパラって読み方が好きな車にしようって😁
そして、「ミラージュ」という三菱の車を買いました。
グレードはミラージュロイヤルという最上級モデルでした。
普通、このクラスでしかも最上級って買わないと思う。
なんとこの車、世界最小の1600ccのV6エンジンでした。
普通の車が、だいたい4気筒なので、6気筒あるミラージュはとってもなめらかなエンジン音でした。
ちなみに最大のV6エンジンは、3500ccあたりです。
それ以上は、V8エンジンになってきます。
あこがれるV8エンジン。
結局乗れなかった。あと、ターボエンジン搭載車も・・・。
ミラージュはそれ相応のコンパクトカーでもちろん小さいです^^;
エンジン出力は、145馬力出ているので2000ccに引けは取らないって思ってたのですが・・・
結果売ることになりました。
きっかけは、山道の直線道路でバスが走っていたのですが、抜ける幅もあり対向車もいなかったのですが、なんとアクセル全開でもスピードに乗るには中々スピードが上がらず、結局追い越しは諦めました。
馬力はあるのになんでって思っていて、調べていたら車は馬力ではなくて、トルクが大きいほうが乗りやすいって知ったのです。
もちろん、両方上がれば良いです。
そして、半年でミラージュは売りました。
もう、スペックとカッコよさを重視して、今度はレジェンドの黒というものをずっと探していました。
リアウィングありのもので・・・。
近くの中古屋さんを片っ端から探しました。
ネットで検索とかなかったので、足を使うしかなかったのです。
結構大きめの中古屋さんで、250万円くらいで売っていました。
すぐに契約しました。
そして、ミラージュを持っていって、レジェンドを乗って帰りました。
その道中・・・ミラージュは1600cc、レジェンドは3200ccですのでもうパワーの心配よりも、車の大きさです。
幅があるので、ちょっと怖い思いをしました。
このレジェンドは結構フル装備でした。
ほとんど電動で今の車には引けは取らなかったです。
多分、電動のドアミラーのミラー部分の角度を調節できます。
ハンドルが電動で上下します。
ハンドルが奥や手前にできます。
シートがさらにすごくて、シートヒーターでぽかぽかです。
シートの前後が電動です。これはよくありますね。
背もたれも電動、シートの前部分が上下します。後ろ部分も上下します。
高さも上下電動です。
腰が膨らんで腰に負担がかからないようにするものもありました。
ヘッドレストも電動でした。
運転席側から助手席のシートを動かせます。
ワイパーも雨滴自動ワイパーです。
雨が降ると、量によってスピードが変わります。
バックする時はポールが自動で出てわかりやすいです。
これらの電動制御は、キーで変わります。
赤キーと青キーがあり、両方自分の調節した位置で記憶できますので、どれだけいじっても、リモコンキーで開けたら勝手に記憶されたセッティングに戻ります。
私は1人でしたので、一番広くシートが動き、ハンドルも邪魔にならないように上がった状態で座りやすくしておいて、座ってからドアノブにある記憶スイッチで元に戻すというやり方で乗っていました。
あと、ナビが付いていたのですが、この時代ナビほぼなかったです。
だって、GPSも多くなかったのですから。
レジェンドのナビは、世界初のナビゲーションシステムらしくて、ガスで方向を検知して動くというものでした。
もちろん、ジャイロセンサーもなかったです。
この電動だらけのレジェンドですが、走りは出だしはそんなに早くなくて、200馬力オーバーの車とは思えませんでした。
これも乗っているうちに気づいたのですが、高速で100キロオーバー少しずつ何か違和感のある「伸び」を感じました。
あ、ホンダってパワーは回転数が上がるたびに伸びる感じでした。
なので、スピードや回転数によって、面白みを感じました。
しかし、またある時はやってきました・・・。
さよならを言うときが