私の初めてのパソコン・・・ではなく、ファミリーコンピューター(今はファミコンと呼んでいる)が登場して数年、ある興味深いものを見つけました。

それは、ファミコンのポートにキーボードを付けられるものでした。

 

その名も、ファミリーベーシックというキーボードと黒い専用のカセットで動作します。

 

 

 

普通に電源を入れると真っ黒な画面でカーソルがチカチカしているだけ。

 

 

プログラム入力の待機モードです。

それ以外は何もできません。

 

 

カラーはほとんど使えません。

そのかわり、任天堂のマリオとルイージが使えます。

 

 

あとは、カーソルに色を塗ってちょっとしたモノをつけるだけしかできないので、制限がとってもあります。

プログラム言語はベーシックなので、小学生にもやさしいですが、英語です。

 

ただ、決まっているので数字とコマンド、代入などの数学的なことができれば大丈夫です。

 

そして、問題なのがブログラムのRAM(メモリ)が2KBでした。

漢字は使えない、ひらがなもなくカナでした。

 

1文字だと、1byte(B)ですので、2000文字で終わりなのであっという間に使えなくなります。

ちなみに、今だと大文字は、2Bですね。

 

 

それを考えると、今のメモリは私も何気なく当たり前に使っていますがものすごい進化です。

当時からはもう想像を超えていると思います。

 

 

当時の1Bから今のメモリの1GBって・・・。

 

10億倍になるんですかね。間違っていたらすいません。

 

 

 

音もピーピー音です。

もう少しましですが、ファミコンレベルです。

 

でも、プログラム入門としては入りやすかったです。

 

 

 

そして、今のようにハードディスクも、DVDドライブもCDも、フロッピーディスクもなく、ギリ、カセットテープレコーダーがありましたが別売りなので、プログラムが完成して楽しんで終わって電源落としたらすべてが消えます。

記録媒体がないので。

 

それから数年後に、初めてちゃんとしたパソコンを持つことができました。

やっぱり、強烈なイメージがあったのですっごく覚えています。