MRI②

およそ6ヶ月ぶりにMRIの撮影をしました。３月にCTの撮影で受診して以来の放射線科です。

MRIとCTの撮影室は、その雰囲気が異なるものなのでしょうか。

MRIの撮影室は何となく特別で不思議な空間であるような気がしますし、CTの撮影室はいわゆる慣れた空気感がただよっているように思いました。これはレントゲンの撮影室と同じ雰囲気でした。

それぞれ眼に見ることはできませんが、磁力と放射線の違いによるものなのか室内は異質な感じがしました。

宇宙の旅へ

前回の撮影時も同じですが、MRIの撮影時の音はやはり違和感がします。

独特で強烈な電子音と撮影中の視界は、まるでカプセルに入って宇宙船に乗り他の天体に行くような感覚です。

前回から比較して恐怖感はずいぶん和らぎますが、撮影中は首のあたりが不思議な感覚でした。

１時間弱の宇宙船の旅から無事帰還すると、やはり前回同様ふらつきました。検査中に動かなかっただけではないような気もします。

撮影中は前回よりも下垂体の状態が悪化していないように、仏さまに祈っていました。

今回も造影剤を使用しての撮影でしたが、前回とは異なり留置針を刺した時は少し痛かった気がしました。

終了してから、看護師さんから今日は重い荷物などは持たないようにであるとか、アルコールは控えるようにといった注意がありました。ご飯は普通に食べて良いとのこと。

朝から絶食していたので、急に空腹感が来たように思いました。ちょうど、お昼ご飯の時間になっていたので、今回もMRI撮影の時の自分へのご褒美として、オムライスとピザとチョコレートシフォンケーキのドリンクセットをいただきました。こんなに食べるのは、放射線科を受診した時だけです。普段は怖くてこんなに食べられません。

診察後のご飯はいつも美味しいものですが、今日は格別に美味しくいただきました。

主治医の先生による診察はしばらく先になりますが、状況に変化がないことを祈るばかりです。

MRI検査②