だいぶ前に長男の家庭科の宿題で

「家の人がしている家の仕事」とやらで

◎、○、△、×をつけるものがあった。

縦には項目が横には家族の名前が書いてあった。

「洗濯」「料理」「掃除」…

たくさんの項目の中でほとんどが◎の奥さんの欄に

「掃除」の欄は○だった…。


奥さんの朝は早い。

朝ご飯の用意や洗濯は長男が起きても見れば

してくれたことが分かる。

でも掃除はしてくれていても気づかないことが多い…。


「掃除」の欄の○が、奥さんのプライドを傷つけたのか

悲しく感じたのかは不明だが

その日から奥さんは長男が起きてから掃除をすることが多くなった。

(そこまでして◎が欲しいのか???)



しっかり者の奥さんだけど、そんなトコ可愛いヤツだと感じる。

(面白いヤツです…)

奥さんはよく

「ありがたい、ありがたい」と言う…。


物事は考えようだがよくもまぁこんな風に考えられるものだと思うほどいつも前向き!!



ボクが面倒な仕事を頼まれても

「誰がこんな仕事をさせてくれるの?『ありがたいありがたい』と思わなきゃ…」



自分が頼まれた国勢調査の調査員をボクにさせるときも

「めったに無い機会ねっ!貴重な経験よっ!!『ありがたいありがたい』と思わなきゃ…」



二男が『だっこぉ~!!』とせがんできても

「二男の人生の中で抱っこが出来る時間なんて

ほんのわずかな時間よ!そんな短い時間に

これだけ『だっこぉ~!』ってせがまれるなんて幸せなことよっ!!

『ありがたいありがたい』と思わなきゃ…」



全てこんな調子…。



悪いことが起こっても、嫌な事があっても

どこをどう考えればそう思えるのかと思うほど

最後はいつも『ありがたいありがたい』…。


まるで『ありがたい教』の教祖のようだ…。



でも、そんな奥さんの考え方で育った子供も

『ありがたい教』の信者…。

そしていつしかボクも…。



物事は考えようだとつくづく思う…。


どうせ考えるのなら奥さんのように

幸せに感謝しながら生きていきたいものだ。




やっぱりボクの奥さんは最高だぁ~~~!!!

急に寒くなりました。

着る服も暖房器具も間に合いません…。


朝、洗濯を干して部屋に入ってきた奥さんが

「さむぅ~!!」と

冷たい手を長男のほっぺにあてた。


「うわっ!冷たい!!」と長男。


「どれどれ!」と娘。


「ボクにもぉ~!」と二男。


キャーキャー言いながらコミュニケーションOK!!

(ボ、ボクには…?)




夕方には「寒い~!」という二男をギューっと抱きしめる奥さん。


「うわぁ~!暖かい!!」と喜ぶ二男。


それから娘や長男にも手をこすってやったり背中をさすってやったり…。

(ボ、ボクは…??)




ボクもあたためてくれぇ~~~!!!

帰宅すると奥さんも帰ってきたところのようで

晩御飯の準備をしてくれていた。

(今晩は金曜でもないのにフライデー?…さぶっ)


一息つく暇もなく

「パパ、ごめんちょっとお手伝いしてくれるぅ~?」

(こんな可愛く言われたら断れないよぅ…)


キッチンへ行くとほら不思議…。

後ろには子供達がくっついてきている。

「何かお手伝いすることない?」


奥さんは子供達に『手伝って』なんて一言も言わないのに

子供達からすすんでお手伝いをしようとする…。

(このマジックにタネはないのか??!!)


おかげでワイワイガヤガヤと楽しく食事の準備も出来ました!!


あの巧みな話術恐るべし…。

奥さんが向こうから走ってきてボクに飛びついてきた!!

「お姫さま抱っこ」で受け止めればいいように…。

(奥さんは子供が居ようと居まいと関係ありません!!)


当然ボクはしっかり受け止めました!!!



すると見ていた子供達…

「うわぁ~~~!!ママすごい~~~~!!!」

と羨望の眼差しで見つめる。

(おいおいすごいのは『ママ』なのか???)


子供達に聞くと

「ママの綺麗なジャンプがすごい~~!!」

「ママの足がピュンと上がったのがすごい~!!」

とべた褒め…(T_T)



どうやらこの家にボクの味方はいないらしい…。


恐るべし奥さん!!

今日は、早朝から晩遅くまで奥さんは仕事で居ません。

残された僕は、3人の子供達とゆっくり過ごしています。


ゆっくりと過ごせては居ますが逆に言うとです。

何か物足りません。


奥さんが居ると何かしてるし、どこかに出掛けているし

一日が過ぎるのが早く感じるものですが、


又、奥さん一人残してどこか出掛けるわけにもいかないし、

仕事してるのに他のみんなが遊びまくるにも気が引けるし。


やっぱり遊ぶのだったら家族全員で遊びたいし。

その方が楽しいし。


やはり奥さんは我が家の太陽だ。


ボクと子供達は太陽系の惑星かな。


早く帰ってきて遊んでくれ~。






俳優(エキストラ)への道がこんなに険しいとは思っても見なかった…。

デビューをいとも簡単に射止め、華々しく?飾ったボクなのに…。

さすが単発の2時間ドラマと全世界へ配信される映画とでは

みんな力の入れようが違うようだ…。


第1弾の応募に漏れ、第2弾の返事も来ない…。


先着順受付というのも痛いところ…。


しかし奥さんは

「必ず出られるから心配ない」と言い切る。

(女のカンというか奥さんは勝負運、勝負勘がすごい!

自分でも「私は今まで運とカンで生きてきた」というくらいだから

間違いないだろう…)


でも、その言葉を聞くと本当にいつかは出られるような気がするから不思議…。

(男心を分かって言っているのか?コイツ…)



ロケは、昨日から始まったばかり。

気長にまとう!!


「あなたにピッタリのすんごい役が回ってくるから

楽しみに待っていたら?」

この奥さんの言葉を信じよう!!

(ボクってお調子者でしょうか???)



いつかは映画に出られますように…。

奥さんはよく笑う…。

『よく』と言うか『いつも』笑っている…。


奥さんは目元、口元にシワが出来たと嘆いているが

ボクも子供たちも奥さんの笑顔が大好きです!!


だから子供たちもいつも楽しそうにしているし

嬉しそうにしているし、幸せそうにしている…。

(そしてボクも…)


奥さんが笑っているから

ボクも子供たちも笑っている…。


なぜかホッとして

安心できる…そんな素敵なあたたかい笑顔です!!


その笑顔が曇ることのないようボクは頑張ります!!!






ボクの近所の川ではアザラシの『なかちゃん』が出たと

毎日毎日騒々しい…。


テレビに見物人にパトカーにたこ焼き屋に

今日はラーメン屋まで…




でも奥さんが興味を示さないので

子供たちも興味を示さない…。



やっぱり奥さんはすごかった…

夕食の片付けも終わり、みんながホッと一息ついたころ…


二男が

「ママぁ~!

あっ!間違えたっっっ!!

パパぁ~!!ジュース入れてぇ~!!!」


奥さんは大爆笑!!

(ワケが分かってるんだろうな…。ボクも分かる…。)


そこで奥さん

「二男よ!どうして『ママ』って言ったのに

『パパ』って言い直したの??」と質問した。


すると二男

「せっかく座ったトコなのに

また立ってジュース入れるのは嫌かなぁ~って思って…」


奥さんまた大爆笑!!

(知ってるクセに…)


で、ボクが

「パパならいいの?」と聞くと…


「ウン!!!」


と、元気な返事が返ってきた…。



我が家は二男だけではない

長男も娘もそう…。


なぜだろう…。

みんな奥さんをすごく気遣う…。

そして…ボクも…。



なぜだろう…?

(しつけ上手???)




夜中のトイレも

2階に上がって1階に用事があるのを忘れていたときも

何かの用事を頼むときも


子供たちが指名するのはいつもボク…。



ボクが子供たちに用事を頼むと

「もうちょっと待って!!」って言われても


奥さんが用事を頼むと子供たちは

「はぁ~い!!」と猛ダッシュ…!!!



怖いのか?




それとも奥さんが名パイロットなのか???







奥さんのところにはなぜか面白い情報が集まってくる…


学校の役員、国勢調査員、県のエキストラ募集などなど…


でも、奥さんは言う…



「ごめん…。断りきれなかったからパパちんがするって返事してきたから!!」

(やっぱり…。いつも実行部隊のボク…)


「何事も経験よっ!!やってよかったって絶対思うから!!!」


「それなら自分がやれよ~」と思うけど


その笑顔、その言葉で言われたらホントにいいことありそうな気がするから不思議…。


そして、すぐやる気になってしまう…。



学校の役員も大変だけど

国勢調査員はもっと大変だった…。


「やらなかったら今までしてくれていた調査員さん

これからやる調査員さんの苦労も分からなかったでしょ!

いい経験が出来たわねぇ~~!!」


まさしくその通りだ…。

大変だったけど、充実感、達成感があるのはなぜだ…。





で、今度はエキストラ…。


そこで奥さん

「平田満も、風間杜夫もはじめはチョイ役、大部屋から

あんなに大物に、存在感のあるすっごい俳優になったのよ~!

エキストラと言って手を抜いてはダメよっ!!

キラリと光るものがあればセリフなしから脇役、準主役、主役へと

抜擢されるかも分からないんだからっっっ!!!!!」


ボ、ボクも大物俳優になるのかぁ~!!


奥さんに言われたら本当になれそうな気がするから不思議だ…。

(奥さんがすごいのか?ボクがその気になりやすいのか???)



デビューは『土曜ワイド劇場』(放送日未定)


今度は映画『バルトの楽園』



再び奥さん…

「映画って全国、もしかしたら世界にあなたの顔が映るのねぇ~!!

すごいわねぇ~~~!!

DVD買うんでしょ??

家宝になるわねぇ~!!

ひ孫の世代くらいになれば『ひい祖父ちゃんは、映画に出ていたんだぞぉ~!』

なぁ~んて自慢されているかもね…!

でも、嘘じゃないからすごいよねっっっ!!!」

ときた…。


そうなると信じ始めた僕もすごい…。



やっぱり奥さんには敵わない…。