国選弁護報酬に新基準 | 弁護士MKのネット総合事務所

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国選弁護報酬に新基準 難易度で加算100万円以上も

この記事を読んでもらって皆さんがどんな反応をするのかわかりませんが(何となく予想はつくが・・・)、公判前整理手続も始まり、そのうち裁判員裁判も始まり、被疑者国選も始まるという新しい刑事裁判がこれから歩みを進めていこうとする中で、MKは刑事弁護の一線から退いていきたいと思います・・・

と言ってやめられたらどれだけうれしいことか><

記事の中にもありますが、極簡単な事件の弁護で地裁だと約8万円、簡裁だと約6万円くらいの報酬がもらえてました。
国選の刑事弁護は手抜きをしようと思えばできなくもないですが(^^;;)、普通に処理しようとすれば結構手間がかかります。
はっきり言って8万円くらいもらってやりたい仕事ではありません。
とはいえ、弁護士の数も少ない地方ではみんなで分担してやらざるをえません。
修習時代にも“国費で勉強(?)させてもらってるんだから(ボランティア的に)刑事弁護をやって恩返しして当然”というようなことがあちこちでささやかれていましたw

こういうのは新司法試験&新修習で変わっていくのかどうかは知りませんが・・・

そんなわけで今後もおそらく刑事弁護やっていくことになると思うんですが、100万円ももらえる国選事件なんてまったくやりたくありません。
MKの希望は標準的な事件だけ。
報酬がこれまで以上に下がるやつですT-T