Day2‐3：MJI Office Tour & more... / Shiho Tsujiai

お疲れさまです！
2日目～３日目にかけて、は辻合がレポート致します。

9月12日AM9:30
ＭＪＩオフィスの心臓部へ潜入しました

デザインチームのレイコさん

（↑2010ＡＷの商品でミスマークが連れていた、

あのフレンチブルドッグ『ピックル』のご主人様！！）

トモコさん（コレクションRTWのテキスタイルデザイナー）

にアテンドして頂き、オフィスを探索。

オフィスに入ると真っ白な壁紙と大きな窓、

高い天井が、アーティスティックな印象・・・!!

既に2012ＡＷ（!!）コレクションに向けて商品開発が行われていて
インスピレーションとしてのヴィンテージの洋服や雑貨が

沢山目につき、興奮しました

（↑2012FALLのイメージボードと、参考にしたヴィンテージバッグの数々!）

（↑これは、トモコさんがFA2012のテキスタイル製作の参考にした

ヴィンテージドレス！）

（↑これは、まさにこれからショーに出される2012Springのサンプル!!

これはショーサンプルではなく、日本のために製作中のサンプルだそう!）

レイコさんやトモコさんを通じデザインチームのお仕事内容を伺い直に接して感じた事は、

それぞれがプロフェッショナルであり、自立しているに、
ひとつの目的に向かって結束しているということ。

仕事の内容は違えど、私自身もプロフェッショナルであることを再認識し、
その想いを売場で改めて表現していきたいとおもいました。

そしてマーク バイのショールームにも潜入！

ちょうど私たちがくる３日前にショールームの改装が終わったそうで、

最新什器で2012ＳＳコレクションを見れました！！

買い付けの真っただ中だったMDの皆さんとも、

貴重なディスカッションができました。

大変感動でございました。

その後、リテールエクセレンス グローバル ディレクターの

サバンナさんやオフィスの方々とのランチ、

人気スポット「ハイライン」の散策

→百貨店視察

→セントラルパークを馬車で散策!!

（夢であった、"ホームアローン"の撮影場所も見れました!!）

→現地コーディネーターのアツコさんとディナー。
（アメリカンなロブスターを食べ、身も心も大満足!）

→ロックフェラーセンターの展望台から夜景!!

とても刺激的な一日でした!!

3日目は、朝からブルックリンブリッジを散策。

マンハッタンが一望できる絶景です！

マークがインスピレーションのためによく訪れるという

New Museumに行くなどして、

締めくくりはNYに滞在中のMJJファイミリー総勢20名でのディナー！

とても有意義に過ごすことができました。

今回この機会を与えて下さった皆様

サポートして下さった皆様

本当にありがとうございます!!!!

Day2:Store Visit / Keiko Nakamura

コレクションに関する情報を、

わたくし中村から配信させて頂きます！

今回は予期せぬハリケーンでのショー延期により、

残念ながらコレクションのショーは見ることができなかったのですが、

路面店、百貨店と、ニューヨークのストアをしっかり視察してきましたので、

その模様をお伝えします！

まずはソーホー地区、マーサーストリートにある路面店に行ってきました。
レンガの外壁に囲まれた、とてもニューヨークらしい出で立ち。

（溶け込みすぎていて、気をつけていないと通り過ぎてしまいそうです笑）

壁面にはさりげなくマーク ジェイコブスのロゴが配され、

ウィンドウからOH,LOLA!の新作フレグランスのディスプレイがのぞくそこは、

そこはまさしくマークジェイコブス！

さっそく中に足を踏み入れてみると、

まずショップ中央の大きなボディが目に飛び込んできます。
迫力ありますよね！
その周りを囲むようにラックがあり、

レディースとメンズのRTWが展開されていました。

スタッフもお客様もラフな感じで

笑顔でコミュニケーションを取っていて、

皆気軽に、自由に鏡の前でバッグや洋服を合わせてみたりしていました。
この活気はぜひ見習いたいところ。
自店でも、ハイクオリティながらフレンドリーな接客を心がけようと思いました。

次の日は、SMMでもお世話になった

リテールエクセレンス グローバル ディレクターのサバンナさん、

そしてMJIのデザインチームで働く日本人スタッフの

トモコさん、レイコさんとランチをいただきました。

そこで色々な話を聞かせていただいたのですが、

興味深かったのは、デパートのインショップにはそのデパートの社員が入っていて、

商品知識を得る為にMJIで研修を受けるのだそうです。
そしてマークの商品を売った分、

MJIよりボーナスが入るそうで、

こうしてブランドスペシャリストが育成されるんだと知りました。

(確かにそれはやる気出ますよね！)

それならデパートにも行かなければ！

…とニューヨークのデパートにも潜入してきました。

まずは、老舗の高級デパート、バーグドルフ グッドマンへ。
ここのマークのショップはRTWがカラーパレットに沿ったレイアウトになっていて、

とても見やすく高級感のある店内でした。

次に庶民派百貨店（!?）のブルーミングデールズへ。

バ ーグドルフグッドマンに比べると、ぐっと客層も若くカジュアルな印象。

後から社長にアメリカのデパートについてお話を伺ったのですが、

アメリカではお金持ちから庶民まで、

それぞれの階層によって行くデパートは決まっているのだそうです。

これって、誰もがどこでも買物できる日本人にしてみたらカルチャーショックですよね！

…そんな事情のせいなのか、ブルーミングデールズで商品の素材について尋ねると、

“知らないわ～！ゴメンね”と言われた一コマも・・・笑

こうして考えると、

どこに行っても同じように高いクオリティのサービスが受けられる日本て

すごいな～と改めて感じました。

この点は、日本が誇れるところ！

そう言い続けられるように、がんばりたいですね。

お堅い内容になってしまいましたが、笑える話はまた別の機会にお話しますね！

ニューヨーク最高でした!!!

ありがとうございました。

Day1: Fashion Show & Store Visit / Eriko Fukuda

NYに到着！

まずはそそくさと準備を整え、

ストア巡り！

SHOPについて
ブリーカーストリートという通りに密集している、

6つのマーク バイSHOPへ行った。

キレイに、こじんまりと整った閑静な街並。

てくてくと石畳みを歩いてると、

店の中にフレンチブルドッグがちょこんといるのが

ウィンドウの外から見えた。

そこがマークのお店の一つだった！

店舗の外には犬用の水飲みカップがあり、それがすごくマッチしていた。
外観からはあまりわからない、マークの世界観。

なので余計入ってみたくなり、知りたくなるマークのお店。

入ってみれば、

もう知ってるよ、わかったよ、といいたくなるような。

とても身近に感じた様な気がした。

どの店に入っても、

次から次へと

お客さんが入ってくる。

でもどの店に行っても、

スタッフは光っているからすぐにわかる。

「自分」を持っている人が、マークを着ると似合うものだと思った。

みんな「自分」がある。

そしてそれを表現している。

その集まりが、マークをつくりあげている！！

ショーについて

そして、いよいよ、

マーク バイ マーク ジェイコブス

ファッションショーへ！！

会場の外観は、"ここでマークがショーをやるの!？"というような、古い建物。

いったいどんな所なんだろうと、不安と期待が入り混じり中に入ると、

薄暗い所を抜けて、大きな大きなだだっ広い空間が目の前に広がった。

ドレスアップしたファッショニスタに混じって、

列に並んだ。

会場には、エル・ファニングの姿も！

すごい数のカメラだ・・・

みんなの熱気と興奮の中、

静かにその時を待つ。

熱気で汗が出た。

唐突に音楽が流れ始め、ざわめきが一瞬止んで、しんとした。
カッコいい音楽とともに、

キレイなモデルとキレイな服やバッグたちが

次々にでてきて、目の前を通り過ぎて行く。

一瞬たりとも見逃せないと思ったら、写真を撮る手が止まっていた。
あの、マークの世界がリアルに、いま目の前で広がっている！！
世界中が注目しているマークジェイコブスのショーを、いまニューヨークで、

自分が現実に見ているんだと思えば思うほど、

不思議で、信じられない気がした。

画面でしか見たことのない光景が、

目の前にあった。

マークは、

熱い！