ダイエッターの柏崎真由美【青森県出身・滋賀医大部屋】は、本日午前、滋賀医科大学にて行われた公式軽量戦に出場した。柏崎は本戦において、先週の記録を更に塗り替え、10月18日から始まった今シリーズにおいて、2ヶ月で10kgの減量を成功させた。

柏崎は、2年前に自己ベストを記録して以来、深刻なリバウンドにみまわれ、夫の國松定氏から、

「ダイエッターではなく、もうスロッターで良いではないか」

と、引退を示唆されていた。

しかし柏崎は、コーチ【主治医】が交代したことで一念発起。前コーチにも、このままでは面目がないなどの理由から、再びダイエットを決意した。

運動嫌いな柏崎は、嫌がる國松氏を無理やり岩盤浴に連行し、夫婦で極限まで脱水、脱塩稽古を行なった。その成果が、今回実を結んだ形だ。

因みに、夫の国松氏も稽古の成果が現れており、ここ1ヶ月で5キロの減量に成功している。

柏崎は、極度の脱水症状にふらつきながらも

「今回の結果はあくまで通過点だ。自己ベストが見えているので、気を抜かずに稽古に励む。」

と、虚ろな眼差しで体重計の数値を眺めていた。

【写真】軽量戦の様子(イメージ)

2ヶ月で10kgの減量に成功