コーセーは、最高級化粧品ブランド「コスメデコルテ」から、新たなスキンケア化粧品「エーキュー・エムダブリュー」を11月16日に発売すると発表した。国内化粧品市場では2000円以下の低価格帯の商品への人気が高まっている一方で、5000円以上の高価格帯への需要も底堅いため、高級商品のラインアップを強化する。
新商品は「肌の再生力」に着目し、紫外線などが肌に与えるダメージを緩和させたり、皮膚になじんで乾燥などから肌を守る保湿成分を配合した。化粧水や乳液、美容液など9品目で価格は4725~3万1500円。
容器のデザインなどは世界的に活躍するインテリアデザイナー、マルセル・ワンダース氏が手がけ、高級感を演出。主要顧客は30代の富裕層の女性を想定している。来年3月には韓国やシンガポール、タイなどでも販売を開始する予定だ。
深刻な消費不振の影響で、国内化粧品市場は低迷している。民間調査会社の富士経済によると、2010年の国内市場(業務用除く)は前年比1.5%減と縮小する見通し。ただ価格帯別にみると、最量販の中価格帯(2000~5000円)が同2.2%減となる一方で、低価格帯は同1.2%減、高価格帯は0.4%減と、中価格帯に比べて落ち込み幅が小さく健闘している。
コーセーは8月下旬には、子会社を通じ40~50代女性向けに1000円前後の新ブランド「クリニティ アクティライズ」を投入するなど低価格商品も強化している。これに加え今回の高価格商品の拡充で、消費者需要の安さと高品質への二極化に対応、中価格帯の落ち込みをカバーしたい考えだ。
[フジサンケイビジネスアイニュース]より
コンビニなどで扱う廉価品だけでなく、高価格帯も充実させるようですね。とはいえ、消費不振で安いものに目がいく時代ですから、価格に見合った品質をアピールしなくてはいけませんね。