好きだから
考ちゃんの店の飲み会に誘われた。もちろん、考ちゃんに体も誘われた。条件だした。好きだから抱いてあげる。好きだからキスして抱いてほしい。私の中で果てて欲しい。ベッドでは私の事を本気で好きって思えるならしたい。好きな人、ずっとしたかった人、この瞬間だけは私の事を好きだよねって思わせる。今は彼の中にいてるよね。キスしながら指が動く。唇が違うところに動く。こんな抱き方するんだぁ。優しいね。慣れてるね。最後まで好きっ。って何度も言った。考ちゃんは?言わない。うん。って言う。好きなように・・・していい?考ちゃんが言う。私も好きなように求めた。いっぱいキスした。呆れるくらいキスした。今までしたかったから。私の中で動いた。今も体が覚えてる。好きな人に抱かれるのって恥ずかしいけど本当に幸せだよ。一晩を共にした。別れ際に考ちゃんが言った。ゴメンって。私には意味が伝わる。セフレにもなれないよね?好きになり過ぎたもん。彼氏にもなってくれないよね?忘れられない女性がいてるよね?謝ること?余計に辛くなる。もう、泣きたい。一人で泣いた。何度も泣いた。それから考ちゃんは冷たくなった。バックハグになった。考ちゃんの背中にしか気持ちをぶつける方法しかなかった。アイシテル。冷たい考ちゃんに●●●しようよ。私が嫌いになるよにしてよ。私は露骨な表現で誘う。何度も娼婦のように誘う。そっと抱きしめられた。ゴメン。こうなると分かってたけどそんなに安売りするなよ。抱きたいけど抱いたら、今度はお互い最低になる。自意識過剰かもしれんけど今でも、お前の事は嫌いじゃないよ。したいよ。でも我慢してる。なんだよ~。無料で奉仕なのに。やって欲しかった。はぁ~暫く離れよう。もう店に行くのは辞めよう。他の誰かとしよう。その時の私は大安売り状態。でもなぁ~そんな時ってできないもんだね。このままの体で暫く感じていたい。