ミートソースと気ままな野良猫。

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お立ち寄り感謝です。更新頻度は気が向いたらっていう自由な。

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フェルナンドP feat.初音ミク、鏡音レンの

泣キ虫カレシを創作させていただきました。




如月アテンションがなんかかけないので←



某掲示板サイトで書いてたこれをのせてみましたヾ(@°▽°@)ノ



手抜きです。



行間隔がすさまじいです。



いろいろ残念なかんじにできあがってます(^P^)



今回はほとんど歌詞どおりです。



皆様と違うとらえかたがあると思いますが、



それを承知で見ていただけるとうれしいです。



さあ。如月書こう。



/


未来の強がりをまねしてみた。

でも、やっぱり俺は所詮泣き虫で、

強虫にはなれなくて、

笑って見せたけど、やっぱりうまく笑えなくて


「 …っ 」


途端に涙が出そうになったから、ふいっとうつむいた。

わかってたはずなのに、

覚悟していた言葉なのに、

止まらなかった。


「 廉… 」


未来が、寂しそうな声で呼びかけた


「 …っごめ、 」


俺が泣きじゃくりながらそういうと、


「 こっちむいて? 」


君はそう、優しく呟いた。

俺が素直に顔をあげると

未来は言った。






 泣き虫に魔法を

 涙とまる魔法を



「 私と、同じ顔するのよ 」






そういって、笑った。


二人で、笑った。

/

その後は、ずっと無言だった。

駅までは一緒だから、並んで歩いた。



駅について、立ち止まる。

ホームは別々。

いつもはここでたわいもない話をしたりして

電車が来るぎりぎりまで一緒にいた。

でも、今日は…


「 ね、 」


ふいに廉が口を開いた。


「 俺、もう泣かないから 」


そういって、優しく笑って見せた。

いつもの笑顔だった。

強がりもふきとぶ、だいすきだった笑顔。

最後の笑顔。


「 うん。…じゃあね 」


そういって、私は歩き出した。

廉も歩き出した。

自分の行く方向へ

これ以上廉の顔を見てたら

強がりがふきとんで、泣いてしまいそうだったから。






/


最後に二人は呟いた。

お互い、背をむけたまま



「 ありがとう 」「 ごめんね 」















これで終わりだ、泣かないぞ。

/

二人でいつも通った歩道橋をあるく

今日はたわいもない話も何もなくて、ただぽつぽつと並んで歩いた



「 …あのね、廉。 」


ぽつり、と呟く。

廉は、「ん?」と私の顔をみつめた











「 別れたいの… 」


小さく呟いた声なのに、

とてもはっきりと耳に残った。


私がうつむいて、廉の顔を見れないでいると

ふいに、頭にぽんっと手がおかれた。


「 そっか 」


顔をあげると、そこには

優しい表情の廉がいた。


泣き虫なくせに。

すぐ泣くくせに。

強がってるの、バレバレなんだから。


「 未来、怖い顔。
 笑ってよ。 」


廉はそういって私の頭を撫でながら

へへっと笑った。

いつも私に笑いかけてくれた笑顔じゃなくて、

寂しさと強がりが入り混じった笑顔だった。