合気杖で戦う その10 | みずうさおのブログ

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右半身で剣を構え

左足を出しつつ切り返して横面を打って

直ぐに後ろ突き

9の素振りの逆である


逆横面後突き

10本目だ


半身になっての逆横面も

そこからの後ろ突きも

かなりやりにくい

合気道の杖での面打ち込みは

剣と同じで右手が前である

だから左横面はやりにくいのだ


他流の杖道では持ちかえて

左手を前にするところもあり

そちらの方が左面では自然だ


合気道では持ちかえずに左面を打つ

やはり基本は剣だからか


合気道は基本的に左右対称だが

武器技はほぼすべて非対称だ

道具を使う場合は利き手というのがある

だから非対称な方が自然なのだ


そういえば柔道もボクシングも

得意な構えがあって非対称だ

野球もテニスもサッカーも非対称

むしろ非対称なのが自然なのだ


合気杖も非対称

そのなかで左右逆の技も稽古する

それが逆横面後突き

不自由な動きを自在にこなす訓練でもあり

そういう事を通して

自在に動く合気道の体を作るのだ