昨日は、僕が病院勤務時代に実習生でやってきた学生さんのOB訪問を受けました。

今は大学院1年生でいろいろと進路に悩んでいるとのことでした。

その学生さんの話を聞いていて、自分の就活時代を思い出し、懐かしくなりました。

「学生時代にやっておけばよかったと思うことはありますか？」と聞かれ、

「何だろう？」と考えてみたのですが、やっぱりたくさんの社会人と会って話をすることだと思いました。

後は、何事にも真剣に打ち込むこと。

研究でも、就活でも、アルバイトでも、遊びでも、趣味でも。

目の前のことにどれだけ真剣に全力で向きあえるかどうか。

それが後々の大きな差を分けることになると感じています。

よく、社会人の人で学生さんに対して「学生時代はとにかく遊んだ方がいいよ～」などと言う方がいますが、

僕はそれは賛同できません。

時間があるからといって、目的もなくただ遊ぶことに時間を費やすなんてもったいなすぎる。

遊ぶこと自体がよくないとか、無駄だとかいうことではなく、「学生時代のうちに遊んどいたほうがいいよ」という考え方が違うんじゃないかと思ってしまいます。

社会人になってからだって遊べるし、僕は学生時代よりも社会人になってからの方が日々を楽しんでいる実感があります。

今日の自分は、昨日の自分より進化していたいから、

常に「今が人生で最高潮です。今が一番楽しいです」って

言えるような大人がカッコいいと思います。

就活生っていいですよね。

まだ自分が何者になるかが決まっていない。

就職するのであれば、どこに就職するかによって間違いなくその後の人生は大きく影響を受けます。

でも、だからといって必要以上に慎重になったり、守りに入ったりしないでほしい。

それはつまり「正解を求める」という思考に他ならないから。

「正解を求める」

でも、紛れもない真実として、「正解なんてない」ということです。

最初からないものを求めると苦しくなります。

そうではなく、「自分が選んだものを正解にしてしまう」という考え方の方がうまくいきます。

もちろん、全身全霊で就活して「自分にはこれだろう」という考え抜いた上での答えを出してほしいのですが、

一度答えを出したら、その後は全力でその選んだ答えを自分にとっての正解にすることにベストを尽くしてほしい。

文句を言うのは簡単かもしれないし、「他にあるんじゃないか」とまた正解を求め始めることもありますが、

それを続けている限り、成功なんてないと思います。

「青い鳥症候群」

"幸せの青い鳥はどこにいるんだろう？"と自分探しの旅でインドとかに行く人がいますが、

幸せの青い鳥は今目の前にいるこの自分の中にしかいません。

きっかけにはなるかもしれませんが、海を渡ったとしても、そこには何もありません。

始まりはいつも、自分。

きっかけを与えてくれる本や人は現れますが、自分を変えるのは自分しかいません。

今の就活生には、とにかく行動することをオススメしたいですね。

自己分析したり、一人で考える時間も必要ですが、外に出かけていって誰かと話をしたり、自分の考えを話して相手の考えを聞いたり、

僕も就活してる時にインターネットを使って片っ端から管理栄養士で活躍されている方にアポイントを取って何人かの方にお話をしていただきましたが、今考えるとあの時の体験は今でも大きな糧となっています。

そう考えると、本当に今の時代は恵まれていますね。

今の就活生さんには「おめでとう」と言いたいです。

社会人の入り口に立ったわけですから。

学生時代に比べると、"楽"ではありませんが、"楽しい"です、圧倒的に。

応援してます。がんばってください(^^♪

■栄養士としてやりたいこと

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就職するということ◆正解を探さないこと