前回、明日書くと言いながら
今日までダラダラ過ごしちゃいました
前回、2回目のアンコールワットが
ガッカリだったというのを書きました
今、読み返すとチョット
言い過ぎた部分があると反省してます
ただ一回目の感動が大きすぎたことと
シュムリアップの町並みなど
11年前の面影が無いくらい
観光地化された事に対する
思いによる物です
お許し下さい
遺跡自体は未だに素晴らしい物で
当時より修復もされ
良くなっていると思います
では・・・・・
10年以上前、プノンペンから
アンコールワットへ行くには
陸路は道が悪い事や危険なため
ほとんど行く事が出来ませんでした
普通は飛行機か
大型スピードボートを使います

多分時速50キロ以上(落っこちたら自己責任)

下に客室があるのだが・・・

(対岸から狙撃されて死んだ観光客もいたようです)
東南アジア最大の湖
トンレサップ湖を西北に向かい
川沿いにあるボートピープルの
家を眺めながら最後は
バイクタクシーで
アンコールワットがある町
シュムリアップへ
向かっていました

ボートピープルの家


当時のアンコールワット付近の
治安はと言うと
メイン通りをはずれると
まだ地雷が多く埋められていたり
またディスコのような場所では
入り口の受付で車のかギを
預かるみたいに地元の若者から
拳銃を預かっていました
実際、たまに酔っぱらいが
拳銃を暴発させ、取り締まりのMPが
うろうろしている姿を何度も見ました

アンコールワット

当時のアンコールワットは
いわゆる観光客は少なく
見学しているのは
バックパックを背負った
若者たちが中心でした




順路や規制など無かった当時
塔のテッペン近くまで登れ
そこで見る夕日に染まった
地平線は最高でした

今は登る事が許されていない

小高い山から見るアンコールワット
観光客も今のように多くなく
遺跡の端では牛が放牧され
小さな少女が牛追いをしていたり

牛追いの少女
物乞いの子供たちや
物売りの少女たちもいました


物売りの少女
当時、僕はバイクタクシーで
遺跡巡りをしたのですが
バイクタクシーは1日5ドル
レンタルバイクも1日5ドル
何と人件費はタダ
(去年は10ドル)
それくらい昔は貧しい国だった
という事です
(多分今では、ほとんど倍以上)

門手前の橋

アンコールトムは一辺を
約3キロの城壁で囲まれた
城塞都市で
4つの入り口には
お堀に架けた橋と
観音菩薩の石顔が
上にある門があります

アンコールトムへ入る門

観音菩薩の顔
そして、中心にはバイヨン寺院があり
40数体の観音菩薩の顔に出会えます

バイヨン寺院

当時はマダマダ修復は
終わっておらず
遺跡の壁面を見ると
銃弾で撃ち込まれた跡が
残っていたり
度々強盗が出現すると言う理由で
数多くの警官がウロウロしていました
(不審人物と勘違いされた事も・・・)



また朽ち果てるまで
放置をする予定だった
タ・プロームも現在では
危険防止のため
色々制約はありますが
昔は危険と言う
張り紙がしてあるだけでした


放置された遺跡タ・プローム


マングローブに飲み込まれた入り口



アンコールワットで
出会った子供たち



以上これらの写真は
11年前の写真で構成されています
おまけ①

僕を手招きした少女
僕が遺跡近くを歩いていると
小学生の女の子は教室前で
手招きをしていました
教室に行ってみると
自習なのかよく分かりませんが
先生はおらず
生徒たちが遊んだり
勉強したりしていたので
子供たちに勉強を教えようと思い
(すごい身勝手な行動ですが・・・)
最初,地理として世界地図を
黒板に書き日本を指差して
ジャパンと言ったのですが
キョトンとされてしまいました
そこで子供たちに
算数の問題を出すと
これは反響がよく
30分くらい子供たちと
勉強をしてしまいました
算数などの数字や記号は
世界共通なのだなと
感心していました
(もう時効だと思います、許してください)
おまけ②

下の写真を見比べてください
去年撮影した道路と
11年前に撮影した道路です

去年撮影した道路

11年前撮影した道路
これは同じシェムリアップから
タイ国境への道ですが
11年前は大変道路事情が悪く
常に高低差1~1.5mの
穴が空いており
まるで空爆の跡ようでした
当時貧しかった村の人たちは
わざと道や橋を壊し
観光客を乗せた車を
助ける振りをして
小銭を巻き上げて
生活をしていると
言われていました

もちろんこの後お金を払いました
この光景を見ていた
当時の旅行者の間では
観光客を乗せた車は
お金をばらまきながら
走っていると
ささやかれていました





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