『ドルチェ』とは、耳にするだけで、言葉に出すだけでも甘美な言葉だ。
愛してる、とか君だけだから、とか。
そんな言葉たちよりも、お気に入りのドルチェを一緒に食べようって言われたら。
その、甘い言葉に溶けてしまうだろう。
おまけにこのアイスときたらケーキシリーズで来ているものだから。
見つけた私の手は、無意識にそれをかごへと瞬間に入れていた。
お風呂上りのアイスクリームはシアワセのドルチェなのだ。
ミルフィーユ。
前回のティラミスも最高に溶けたものだった。
今回は、ミルフィーユ。
響きも幸せにしてくれる。
よく、考えてみるとアイスクリーム、それも風呂上りのそれでシアワセになれる私は
かなりのシアワセ者なのかもしれないと、思う。
ドルチェ。
この甘美の響きに、シアワセを感じながら・・・いただきます。
お気に入りのブランケットで寝ていると。
『にゃ～にゃ～！』
おっっ
よくやってくる茶トラのオスネコがやってきました。
私が近づくと少し離れてみて・・・。
離れるとまた窓越しにやってきて・・・。
野生（いわゆる野良ちゃん）のようで目つきが鋭いネコ。
うちの子はお外を知らないお嬢なのでのほほんネコだから、
どちらかというと困った様子。。。
人間も動物も一緒で、追いかけるタイプと追われるタイプがいるよう。
私はやっぱり・・・追っかけたいっっ
恋に落ちるとはよく言ったもので。
まだ落ちたことがない私は落っこちたいっっ
そんなことをいえる年齢じゃぁ・・・っと言われますが。
きっと、落ちるんだと。
一瞬でこの人だっと落ちるはずだと。
思っています
今夜は肌寒い。
日中の暖かさとは正反対に夜になると冷たい空気が体を包む。
こんな夜は、レモングラスのオイルを、たこう。
ろうそくの炎を見ていると心が暖かく、なる。
ゆらゆらと揺れるオレンジ色の灯りは温度を上げる。
人は揺れる炎を見るとなぜ、心が落ち着いてくるんだろう。
大好きな専用ブランケットにまぁるくなって寝ているネコは時々のびを、する。
窓の向こうの黒い闇を時々じっと、見ながら。
時々わたしを、見ながら。
暖かいミルクティを入れて、夜のおやつタイム。
なんだかこれが癖になるというか。
極上の夜を私に与えてくれる。
今夜はちっちゃいシュークリームと。
おなかと心が温まったらろうそくの明かりを消して・・・。
おやすみなさい。
また、あした。
