先月末から、中断していた夜光貝の磨き作業を再開。
ペーパー掛けを240番~1500番とだんだん細かくして行き、
最後はバフ掛けまで行って完成。
先週半ばにご依頼主へ納品しました。
最後は突起部分に少しオイルをなじませたり、
一部の穴の補修まで行って完成と相成りました。
突起の部分は、茶色い斑模様の層、青い層、白い層と
3種の層が重なって(積層して)出来ていますが、
斜め方向にも幾重ものひだが重なって成形されている構造となっており、生き生きとした貝殻の表情をよく表しています。
最下層の輝く真珠層とはだいぶ異なる表情をしており、
この様子がお客様にも大変喜んで頂けたのではないかと思います。
やはり生き物が作り出す造形というものは素晴らしい。
人の心に訴えかけるものを秘めていますね(^^)