「医王の目には、途(みち)に触れて
皆 薬なり。
解宝の人は、鉱石を宝と見る
知ると知らざると 何誰(たれ)が罪過ぞ」
(弘法大師 録:般若心経秘鍵)
薬草に詳しい医師や博士は、
野に自生する草から薬草を選び取るが、
区別のつかない人には一様に雑草としか
思えない。
また、鉱物に目利きする人は
宝の原石であるかどうかが解るが、
知識のない人には瓦礫にしか映らない。
知ると知らないとは、一体誰に問題があるのかという意味である。
木の枝で作った鉛筆、コースター、髪バンド。
福井市で彫刻店をされて居られる岸下順一様の作品。
(先日、お送り頂いた品物です)
ついつい見向きもしない木の枝なのに
岸下様の手を通せばご覧の通り!
とてもぬくもりがあり、可愛い文具です。
しかも持ちやすい!
何事もその道に通じて参りたいものです。
http://www.chouraku-ji.net
(長楽寺のホームページ)