「こう無茶苦茶にたたかれたんじゃあ
神や仏も何もあったもんじゃない」
いろいろの不幸に続け様に見舞われて困っている人が、
ある時この様なため息をもらしたことがある。
ところが、もっともっと不幸な境界にある別な人は言った。
「苦しいには苦しいけれども、その中にちゃんと一つの道を
仏さまがつけて下さる。有難い事じゃ」
信心があれば人は変わる。また世の中も変わる。
信心のあるところには希望と忍耐と喜びがある。
信心のないところには絶望とやけと不平がある。
仏さまは信心ある人に灯をかかげていつも慰めと
恵みと導きとを与えたもうのである。
こうして私自身のわびしさと、心の貧しさと、愚かさと
幾度救われたかわからない。
昨日2月28日は、月並みの不動明王 護摩供でした。
皆様に不動明王さまのお力が戴けますように。
お不動様のご真言には
「ノウマク サマンダ バザラ ダン センダ マカロシャダ
ソハタヤ ウン タラタ カンマン」
http://www.chouraku-ji.net
(長楽寺のホームページ)