長楽寺のご本尊は、薬師如来(やくしにょらい)さまです。
このご本尊の12大願の一つであり、最大の功徳である
病気の平癒。
その病気平癒について、この頃よく祈願の依頼を受けることが
多くなりました。
私自身には法力はございませんが、如法かつ真摯に
ご本尊前にてお祈りさせて頂きますと不可思議なことに
その病気が快方に向かわれます。
その事は、これまで曲がりなりにもご本尊さまへお給仕を
勤めて威光倍増に資されたご本尊さまの御功徳だと
信じております。
ただ、お大師様は、物事の成就には、祈りと手立ての両立が
大切であると仰られました。
投薬や療養という物理的分野と、法界の力と精神作用のバランスが
上手く調和するところに心身のバランスが保たれ疾病が
治癒されるのです。
私は祈りの要諦として、先ず患者さんの六大をいったん法界に源帰させ、みほとけの六大と等しく
円融させて諸々の業を清め、そして清められ六大を再度 普遍的個性であるその人に
戻していくという作業をイメージして行います。あとは、お薬師さまに「どうぞ、宜しくお願い致します」
という具合にすべてを委ねてお任せするだけです。
何はともあれ、当山の薬師如来さまはなかなか霊験あらたかな尊でございます。
祈れば祈るほど、この御仏の偉大さに気がつかれることでしょう。
少なくとも私一人はその一人でございます。
薬師如来のご真言には
「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」
おむすび部長に代わってご報告だよ。 ケロケロ
http://www.chouraku-ji.net
(長楽寺のホームページ)