「水に喩えた みほとけの5つの智慧」

 

1、水の性が澄み穏やかですべての存在の色と

姿がありのままに湖面に映るように、物事のそのままを

観る大円鏡智(だいえんきょうち)

 

2、その湖面に映った姿は高下なく水面が等しい

高さであるように、物事を平等にみる平等性智(びょうどうしょうち)

 

3、それでいて湖面に映るものに色とか姿の区別が

はっきりあらわれるように、物事の個性を見出す

妙観察智(みょうかんざつち)

 

4、その水が流れ流れて至る所に遍満するように

、みほとけの働きに限りがないのを法界体性智(ほうかいたいしょうち)

といい

 

5、あらゆる生きものが水によって育まれ成長するように、

みほとけの慈悲によってすべての存在が生かされ、

安心を得るのを成所作智(じょうそさち)という。

 

 

「弘法大師 秘蔵記」

 

 

 

 

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