延期しておりました月並みの
毘沙門天王護摩祈祷を先ほど
勤め終えました。
お寺では1週間断水しましたが、上水道水を汲み上げる
ポンプを新調し、ようやく水が使えるようになりました。
設備業者さん、ありがとうございました!
因みに、長楽寺の山号を「水生山(みずのおさん)」と
いいますが、名ばかりで境内には沢や湧き水もありません。
今回の事で、歴代の住職や住人は日々の水の確保に苦労したことだろう
と想像しています。
それは、どのお宅にもいえたことで、今のように上水道管が敷設
網羅され、誰でも蛇口をひねれば飲み水が出るなんて昔の人には
夢のような話であったことでしょう。(ドラえもんレベル)
誠に有難いことです。
かつて、毎日の水汲みは子供の仕事であり
子供は子供なりの、大人は大人の、年寄りには年寄りの
役割があったものです。
便利になるとそういった役割は機械にかわり
空いた時間をどう遊ぶか、または無駄に使うのが
関の山です。
人間 暇があるとロクなことを考えませんし
致しません。
「今日やることがある、今日行くところがある」
このくらいの人のほうが他人を批判する暇すらなく
充実した1日を過ごせるように思うのであります。
「おいら 毎日暇だよ。 ポリポリ」
明日、28日は月並みの不動明王 護摩祈祷です。
10時から開始ですが、火が上がるのは11時頃でございます。
http://www.chouraku-ji.net
(長楽寺のホームページ)