本日14時から今年最後の
弘法大師 御影供(みえく)を勤めさせて頂きました。
弘法大師の本地(ほんじ)である
弥勒菩薩を拝む「中壇」という次第の
拝み方で修法させて頂きます。
※註
本地とは弘法大師をして現れる
本体のみほとけ
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
この掛け軸は、かつて高野山のお寺で祀られていたお大師さまです。
有難いご縁を頂き、現在 私がお仕えさせて頂いております。
鎌倉時代の御影になるのでしょうか。
奇しくも当山の第二世は、真如親王(しんにょしんのう)で、
このお方が描かれた弘法大師のお姿こそ、今私達が目にする
真如様式といわれる尊容です。
真如親王と縁のある長楽寺に、真如様式の立派なお大師さまの
御影をお祀りできることは、誠に幸せなことです。
新年の初弘法(1月21日)まで、お祀りしておりますので
機会がありましたら、どうぞお参り下さいませ。
(長楽寺のホームページ)