やぶ椿
かつて、長楽寺の山には、やぶ椿が至る所に自生していたとのこと。
しかし、戦後の国の政策によって杉やヒノキが植林され、その姿は少なくなりました。
それでも、境内は勿論のこと、山にはやぶ椿が残り、可憐な赤色の華が今でも
彩っています。
そして、境内には兵庫県の天然記念物に指定されている樹齢500年以上といわれる
「長楽寺 散りツバキ」が植わります。(ただ、今は樹勢が衰え、枯れかけています 悲。)
椿は、派手さはないものの、凛とした美しさがあるように私には映ります。
本日は、初夏を思わせる一日!
ご通知のとおり、月並みの不動明王さまへの護摩祈祷をお勤め致しました。
先月は、まだ手がかじかむほどの寒さでしたが、今日は本堂の
中でも心地よい暖かさに恵まれました!
事前に、お申し込みを頂きました添え護摩木のご祈祷も併せて執り行いました。
月並みの護摩供養は、自分自身の行でありますが、こうしてご祈祷の依頼を
受けますと、改めて護摩供養の存在価値と自分自身の存在意義を感じながら
お勤めをさせて頂くことができ、感謝と喜びでいっぱいです!
縁は縁をよんで縁に恵まれるように、お不動さまの大悲は、余すところなく
降り注ぐことでありましょう。
来月は、29日(昭和の日) 午後2時から本尊薬師大祭と共に護摩の祈祷を
修法致します。 どうぞ、お参りをお待ち申し上げます!
(長楽寺のホームページ)