はい!鍼うつ尼さん(u人u) 水野観亮です。

 

皆さん、年齢と共に「ふれあい」減ってきていませんか?

今や医療や看護、介護の現場でも重要視されているタッチング。

マッサージや指圧などの治療行為は勿論、患者さんを優しくさすることや、苦痛や不安の軽減などの励まし行為もタッチングと言います。

私の鍼灸師としての仕事では当たり前の事なのですが、今回はこの「タッチング」つまり触れることの大切さのお話しをしていきます。


まずは意識高い系 ピンコロを目指すEさんのお話し

 

Eさんは80半ばのいわゆる独居老人、とても可愛らしいおばあちゃんです。

ご縁があってもう長いこと、心身のメンテナンスの為にライラックに通って下さっています。

Eさんが育った町では、身近に鍼灸治療という選択肢があったようで、そんな体験もあってか今は「ピンコロ」を目指してライラックに通っているのです。

 

ピンコロ…

そう、ピンピンコロリです。

Wikipediaでは「病気に苦しむことなく元気に長生きし、最後は寝付かずにコロリと死ぬこと」

とあります。略してPKKというそうですが、それは知りませんでしたw

 

人間だれしもがそう思いますよね。

特に高齢になればそれは、より身近な問題になってきます。

他の患者さんにもEさんのお話をするのですが、皆さん口を揃えて「意識が高い!」とびっくりされています。

 

そうEさんは、とっても意識高い系のおばあちゃんなのです。

 

接骨院もいいけれど

 

Eさんはこれまでに接骨院にも通っていたこともあります。

 

ちなみに接骨院や整骨院は本来、骨折や脱臼、捻挫や打撲などの筋肉やスジの怪我を治療するところです。ですが事実上、保険適用でマッサージを受けられるということもあって、今やマッサージ目的で通うお年寄りも沢山いらっしゃいますよね。

 

勿論それが身体にあう場合はそれで良いのですが、とくに明確な怪我の症状が無い場合や、なんとなく不調がとか、Eさんのようにメンテナンス目的といった場合は、メディカルアロマトリートメントいう選択肢もあります。

ちなみにEさんは接骨院の「揉む、押す」を主体としたマッサージが身体に合わず、ライラックにいらっしゃいました。

 

メディカルアロマトリートメントのタッチング効果

 

ちょっと思い出してみて下さい。

日本には昔から「手当て」という概念がありますよね。

痛いところに手を当てて優しくさすっていたら痛みが和らいだとか、不安や緊張で心に余裕がない時、胸に手を当てて気持ちを落ち着かせたとか、そんな経験は誰にでもあると思います。

それをお母さんや、パートナーにしてもらうこともあるでしょう。

 

これってまさにタッチングですよね。

 

でもなぜそんな効果があるの?

実は人間の脳と皮膚は、同じ外胚葉から作られているからなのです。

つまり皮膚の感覚は脳と密接に結びついているのです。

ですからタッチングによって皮膚に生じた刺激が脳に届くと、体の調節機能をコントロールしている視床下部が活性化して、自律神経のバランスやホルモンの分泌量が整います。

その結果として、様々な不調や不安が軽減するということなのです。

 

参考までにライラックのメディカルアロマトリートメントは、東洋医学に基づいた経絡や筋肉への低刺激なマッサージによる、より質の高いタッチングと言えるでしょう。

さらに高品質のアロマオイルの香りで嗅覚を刺激すれば海馬も活性化し、その結果認知症の予防や認知機能の改善につながるとも考えてます。

そんな大げさな話ではなくとも、良い香りに包まれることの癒し効果は誰もが認める事ではないでしょうか。

 

Eさんはそんなライラックの施術に、いい意味でハマって頂いたようです。

もう何年も診させて頂いていますが、今も元気に歩いて通院されています。

そんなEさんを、私はこれからも全力でサポートしていきたいと思っていますし、Eさんの言うピンコロが、ずっと先の事になるようこれからもしっかり寄り添っていきたいと思っています。

 

タッチングでQOLの向上を

 

結局人間は冷たい医療機器に繫がれているより、温かい人の手と繋がっていたいのです。

西洋医学の発達で、高度な医療が受けられる時代になはなりましたが、どんなに素晴らしい医療でも人間のQOLを保証するものではありません。

 

古来人間は助け合いや思いやりといった人間関係の中で生きてきました。

その中には当然触れたり触れられたりといった行為はつきものです。

年齢や生活環境によってそれがままならなくなることもありますが、そういった機会はなるべくあった方が良いのです。

 

脳と皮膚のお話をしましたが、触れるという行為が皮膚の感覚を通じて大脳を刺激し、オキシトシンやエンドルフィンが放出され、さらにマッサージはセロトニンを増加させることも研究により分かってきています。

これらは幸せホルモンと言われていますが、人間のQOLを高めるためには極めて重要な要素です。

 

もう歳だからタッチングなんて…ではなく、高齢だからこそのタッチングなのです。

 

ピンコロの為にもタッチングって大切ですよね。

 

合掌 (u人u)

 

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