2018年4月1日に祖母が、そして2019年2月10日祖父が他界しました。
祖母の後を追いかけるように旅立った祖父は、9日夜に救急搬送され、翌日10日、苦しむこと無く安らかに永眠しました。
最後の最後まで自宅で家族と過ごし、子である父に看取られ、きっと幸せな人生だったのであろうことを、眠る祖父の綺麗な顔が物語っていました。
最後まで懸命に介護した母は私の誇りです。家族みんながそう思ってます。お母さん、本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。
お通夜、告別式には祖父母の兄弟を始め、友人、知人が大勢訪れてくれました。祖父母の若い頃の話や、家族も知らなかったエピソードなど、色々とお話して下さる皆様の目には哀しさと懐かしさが交差していました。
享年91歳だった祖父の同級生5人が、杖をつき弔問に来てくださった様子には胸を打たれました。
皆様のお話はとても興味深く、幼き時代の想い出は、美しいものとして皆さんの心に残っているのでしょう。
世代は移り変わります。
天に召される命、新しく誕生する命、それらの全ては大きな輪で繋がっているのだと思います。だからこそ、先祖の供養はとても大切であり、無常であるこの今を一生懸命生き、縁ある人々を大切にしなければいけないと思います。
何が伝え残されたもので、そして、それを今に、今後にどう活かすか。
おじいちゃん、沢山の愛と教訓をありがとう。