絵本「三コ」に出合いました。

（作／斉藤隆介、画／滝平ニ郎、出版社／株式会社福音館書店）

ただ力が強くその力を振りまわすのではなく

善なることにへと力を向けてゆくするとその姿を見てまた人は育ってゆく

この絵本は、優しき巨人三コが主役です。民話をもとにして描かれたこの作品は、昔、長男以外の子供は土地を簡単には分けてもらえなかったので、仕事がなく、俗称オンチャと呼ばれる仲間達は困り果て、そこを三コが助けてくれる。ハゲ山に木を植えて育てるのだ。しかし、木はひょんなことから燃えて困るオンチャ。このままでは山の木は次々に飛び火して一面焼け野原になる。そこに助けに来たのが三コ。火に身をかぶせて、共に燃えます。そして、火を止めます。命失う三コ。それからは、山を守り、木を伸ばし、秋田は木の国になりました。オンチャ達も三コを見習い、人として成長するに至る物語り

求めるばかりではなく与える

そんな優しさを少しは持っていられたなら素敵な大人にへとなってゆける

人生まだまだ長距離戦自分自身らしく楽しく行こう

いつまでも諦めることなく成長してゆけたらなと感じる

絵本に出合いました。