妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。
「で、手出しできてないんでしょ?百戦錬磨の翔くんも本気で好きな相手には強引には出られないんだな」
「・・・だって、俺が触れるたびに身体を硬くされてみろよ・・・やっぱ怯むって」
俺はチラリと智くんに視線を流して、
「・・・智くんたちは・・・その、どうだったの?最初」
非常に質問し辛い内容ではあるものの、直球ストレートでぶつけたそれに、
「・・・カズの気持ちは分かっていたから、半ば強引にいった」
智くんはビールを一口飲んでから、悪戯っぽい表情を浮かべて応えてくれた。
「マジか・・・さすが智くん」
「さすがって言われる意味が分かんねーけど・・・そりゃ俺だって怖かったよ?未知の世界だったしさ」
智くんは頬づえを突くと、
「翔くんにも潤にもその気があるなら、やってみるしかなくない?どうせ事前学習はバッチリなんだろ?翔くんは」
意味ありげな視線を俺に向け・・・クソッ・・・バレてるじゃん(涙)。
「・・・そんな、ムッツリみたいな言い方」
ああ、調べまくりましたとも・・・ついでに潤に極秘で各種ゴムとか必要物品とか買いまくっていますが何か?!
「イイじゃん、ムッツリで。でもさ、これから一緒に住むつもりなら、隣に好きな相手がいて手出しできないのは辛いし、潤だって自信喪失しちゃうかもじゃん?」
「・・・ああ・・・それは・・・あるかも」
放っておいたら潤のやつ・・・やっぱり俺なんかじゃとか勝手に凹んで、俺から逃げて行く気がするもんな。
「潤、あんなイケメンでモテるクセにどっか自信なさげでさ・・・多分、ご両親以外で本気で求められた経験がないからじゃない?」
「・・・恋人、いた経験ないもんな」
「翔くんだって・・・本当の意味での恋人なんていた試しがないじゃん。いっつも遊び慣れていそうなタイプばっかで」
「・・・それは」
そんな風に言われると返す言葉もない。
