妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。
(カズ目線)
「・・・お前、チクってねーんだな?」
ある日の夜、仕事を終え入浴も終えたタイミングで潤さんが僕の部屋を訪ねてきてくれた。
潤さんってば、最初はあんなに【自室を出るときに部屋着不可】って主張していたのに、
「俺らもう家族だし?2階は旦那様と俺たちだけのプライベート空間だからギリOK」
なんていう理由で、白いTシャツと黒いパンツで突撃してくるんだもん。
心を許してくれたみたいで僕的にはとても嬉しいんだけれど。
「・・・え?」
潤さんの言葉の意味が分からなくて、隣合ってソファに座っていた僕は彼の顔を覗き込む。
「・・・だからさぁ・・・初日、俺・・・お前のケ ツに指、突っ込んだじゃん・・・いつ旦那様に呼び出し喰らうかってビクビクしてたら・・・態度で俺が何かしでかしたって翔さんにバレて大目玉喰らった。でも、旦那様にそういう情報は入ってないって・・・」
そういえばそんなこともあったっけ。
俺、元々そういうことばっかの世界で生きてきたから、そこまでショックは受けてない。
「だってあれは潤さんが智様のことを心配して・・・のことですよね?」
「・・・そうだけど・・・!やっかみの感情も微妙に混じってたし・・・改めて謝りたいと思って来た」
お詫びの印だとか言いながら、潤くんが携えていた紙袋を僕に押し付けた。
