空飛ぶ栗鼠と星の海(跡地) -8ページ目

スクエニ、タイトーを買収

今度はタイトーですか。
もう勝手にしてくれって感じですが。

考えてみたら、タイトーのゲームってあんまり遊んだ記憶がないな。
どうも縁がなかったみたいで。

あ、ひとつだけ思いだした。

『スカイデストロイヤー』

ファミコン買ったばっかりの頃、なぜかカセットあったんですよ。
そんなに遊んだゲームではなかったかな。

中里登板

中里投げてるよ
投げてるよ中里






・゚・(ノД`)・゚・。

またまたまた万博に行ってきました

今回は人混みを避ける方向で。
まァ、この入場者数ではどこ行っても混んでるんですけどね。

今回は瀬戸会場から入りました。
さすがに空いている。なんか地元のぬるい施設に遠足で来たみたいだ。いや地元には違いないんですけど。山の中という雰囲気も相俟って、長閑な気分で散策できます。でもこれ、万博という感じが全然しないという、諸刃の剣だったり。
瀬戸日本館にも入りましたが、まァそこそこ面白い。ただ、最初に見せられた映像はこんなエントリを書いた後だったので、微妙に気味が悪かった。いきなり能面が出てきたときは本気でびびりましたがな。「群読」とかいう集団劇は、出典のわからないものが結構あったのがちと悔しい。なんだかひたすら日本文化をアピールすることに終始したパビリオンでした。

そのあと長久手会場に移動して、予約していたグローバル・ハウスへ。4回目にしてようやくマンモスを見ることができたわけですが、実際のところほとんど印象に残らなかった(;´Д`) それよりもソニーの大画面映像のほうがインパクトありましたな。あの画面でゲームやってみたい。一度でいいから。

そこからは適当に外国館を見て回る……はずだったのだけど、どこもかしこも行列だらけ。なんでリトアニア館にまで人が並んでるんだッ。結局いくつか入っただけで、そのあとはドイツ館の2階でビールを飲むことに。ええ、また酔っぱらってしまいましたよ、案の定。


これでたぶん最後かなァ。日立館に入ってないのが心残りなので、閉幕間際にでも夜間入場で並んでみようか。そんな余裕があればだけど……。

BLOGのタイトル変えました

『あんだんて』のサブコンテンツとして試験的に始めてみた当BLOGですが、ぼちぼち軌道に乗ってきたようなので、ここらで独立させてみます。
というか『あんだんて』のほうをどうしようか困ってる状態ですが。

タイトルの由来はまァ、言わんでもわかるでしょう。

JUNGLEをめぐる考察

 正直これ以上触れたくない話題ではあるんですが、色々考えてしまったので、ついでにまとめて書いてしまいます。怖さもみんなで共有すれば和らぐかもしれないということで。知らないけど。

 まずはこの映像が流された背景について。
 当時のフジテレビは深夜枠を「JOCX-TV2(のちにJOCX-TV PLUS、JOCX MIDNIGHT等に変更)」と銘打って、数々の名番組を手がけました。わたしと関連の深いところでは、三谷幸喜脚本・小林聡美はじめ3人の女優が主演した『やっぱり猫が好き』もこの時間帯に放映されていたりします。
 で、その深夜枠には独自の「アイキャッチ」(16日のエントリ参照)が存在しました。アイキャッチは大体1年おきぐらいに変更され、そのフレーズにあった映像が毎年作られていた、というわけです。
 こっちにアイキャッチ映像の一覧があるので、ご参考までに。webarchiveからですが、動画もまだ生きてます。
 これを見ると、88年~91年前半までのアイキャッチは、わりかし普通の、ポップな感じの映像なんですな。ところが91年後半~92年前半の間に流された「GARDEN」は、今までとはガラッと雰囲気が変わって、綺麗だけど不思議な、アーティスティックな作品になっています。全体としては別に怖い印象は受けないんですが、BGMのヨーデルみたいなコーラスがなんとなく耳に残って、薄ら寒いような感じはします。上のリンクにある映像は「方舟編」ですが、これとは別に「えんどう豆編」もあったらしいです。このへんの説明を見ると、こっちはさらに奇妙な映像っぽい。
 そして、92年後半から93年前半にかけて流されたのが、あの「JUNGLE」。好意的に解釈すれば、「GARDEN」の流れを汲んでアーティスティックに表現した作品だと言えるのかもしれませんが……それにしても、やっぱりこれだけ異質すぎる。だいたい、他のアイキャッチに必ず入っている「JOCX」のテロップが、なんでこれだけ入っていないのか。ぱっと見では、ただ気味が悪いだけで、これがアイキャッチだなんて誰もわからないと思うんですが。
 93年後半から94年前半に放映された「音楽美学」も、「JUNGLE」ほどではないにせよ、やや奇妙な印象を受ける映像です。それにしても「音楽美学」ってどういう意味なんだろか。「GARDEN」にしても「JUNGLE」にしても、この時期のそれはキャッチフレーズとして成り立っていないような気がします。
「STRAY SHEEP」については説明不要だと思うので省略します。今でもお台場に行けばグッズ買えるでしょう。どうせならJUNGLEのグッズも(略)

 さて、話を「JUNGLE」の内容に戻します。
 前回のエントリに書いたように、あの映像には隠されたメッセージが存在すると言われています。ハート編が「反エイズ」、人形編が「反反核」ということですが、一方で人形編も「反エイズ」なんじゃないかという説もあるんですね。言われてみれば、確かにそう思える節もなくはない。フラッシュは受精を表し、それによって人形(人間)がどんどん増えて、最後に……「ざまあみろ」
 ……書いてるうちに映像思い出してしまった('A`) 実は最後の「ざまあみろ」は聞き取れてないんですけどね。映像一回しか見てないので。あんなもん何度も見られるかッ。
 閑話休題。
 前述の「両方とも反エイズ説」を踏まえた上で、実はこういう話があります。
 アメリカにキース・ヘリングというアーティストがいました。主に80年代に活躍した、落書き風味の絵柄と鮮やかな色彩が特徴のポップ・アーティストです。名前は知らないひとでも、彼の絵がプリントされたグッズはどこかで見たことあるんじゃないかと思います。彼の作品はこのへんを参照。
 リンク先を見ればわかると思いますが、人形編に出てくる人形って、キース・ヘリングの描く抽象化された人間とよく似ているんですね。それにハートも、ヘリングの作品にしばしば登場します。これらの事から、あの映像はヘリングを意識して作ったんじゃないかと言われたりもします。
 そして、もうひとつ重要な要素があります。彼は90年に31歳で亡くなっているんですが、その死因が、実はエイズなんです。
 もしかしたら、あの映像は「反エイズ」でも「反反核」でもなくて、「反キース・ヘリング」だったんじゃなかろうか。ヘリングを毛嫌いするアーティストが、彼がよく描く人形やハートをモチーフにして、そこに彼の死因を絡ませた作品にした。それがあの「JUNGLE」だったのではないかと、わたしは思うわけです。
 これも所詮は仮説です。真偽のほどはわからないし、たぶん今後も解明されることはないでしょう。でも、もしそうだとしたら、個人に向けられた残酷ともいえる悪意の表明を、フジは公共の電波に乗せて1年もの間流していたということになります。「面白くなければテレビじゃない」なんて謳っていたけど、これもフジなりの「面白さ」だったということなんでしょうか。