学校の秋休みを利用して
行った娘とのヴェニス
旅行。
(正確にはまだ家に辿り
着けてないので旅行中)
これがまあ、波乱万丈で。
大小トラブルが次々に発生、
娘が途中で
「アバディーンに帰りたい…」
と半ベソをかくような…
まあ、大変
まず、行きのフライト。
アバディーンからは
オランダのスキポール空港で
乗り継ぎをし、ヴェニスの
マルコポーロ空港へ入ります。
最初に手に汗握り、
心拍数が爆上がりしたのは
スキポール空港での乗り継ぎ。
今回はKLMオランダ航空で
ヴェニスへのチケットを
購入したのですが、
乗り継ぎ時間が50分ほど。
その乗り継ぎ便の組合せを
KLMが指定してきたのだから
特に問題はなかろう、と
思っていたわけです。
ところがどっこい、
スキポール空港の乗継便の
入国審査へ移動すると
非EUパスポートの列が
とんでもない長さで
どう少なく考えても1時間、
いや、それ以上かかりそう。
列に並び始めた時点で
ゲートクローズまであと
15分…!
これ絶対間に合わないやつ!
ど、どうしよう〜
心臓バクバクです。
しかも列は全然進まない。
ここは大人しく列に並んで
いる場合じゃないぞ。
おばさん根性いつ発揮するの?
今でしょ!!
(自分で言うのもなんだけど
私は元来グイグイいけない
タイプのおばさんなので、
この時ばかりは
勇気を振り絞りましたよ…
娘が不安そうにしてたしね)
少し前の方で列を整理している
係員に搭乗券を見せ、
間に合わない!とアピール。
運良く係の人が出発時間が
ギリギリの人の列に入れて
くれた…けどこの列も結構並んでる!
そんな乗客の列を気にも止めず、
丁寧にいろいろと質問をしている
入国審査官。
確かに、きちんと審査をするのが
お仕事なんで、本来の仕事を
全うしてるだけなんだけど…
けど…
この長い列で一体何人の人が
間に合うのだろうか…
なんて自分の不安を紛らわす
ために人様の心配をしたり、
隣りに並んでいたお姉さんに
話しかけて愚痴りあったり
しているうちに何とか自分の順に。
もう搭乗締め切り時間
10分過ぎだけど
とにかく搭乗ゲートへダッシュ!
無事に間に合いました…!
私達の後からも同じ
修羅場をくぐり抜けた
お仲間が何人も走り込んで
来たけど、
ヴェニスへの飛行機は
無事全員を乗せて定時出発
しました。
いや、これ奇跡じゃない?
まだこの旅にいくつもの
トラブルが待ち受けてる
ことを知らないあの時の
私に伝えたい。
あなた、それ
ぬか喜び…
何しろ只今帰りの便の
キャンセルにより
乗り換えのロンドンで
一泊確定…
チケットカウンターに
並んでる所だから!
はあ…お腹空いた