ポート設置の手術は、局所麻酔です。ビビリなくせに割りと平気で手術室に入っていくわたし。度胸がいいとか覚悟を決めたとかそんなんじゃなく、たぶん感覚が麻痺していたのだと思う。何かずっとフワフワと悪い夢の中にいる感じ。

そんな割りと冷静だったわたしを動揺させる事件が・・・ガーン

手術着の担当医(センセイ)、いつもの白衣もいいけど、こっちも結構イケてるねピンクハートとかのんきに思っていたら、「mizukaさんの右側の血管は細いので、状況によっては首の血管に通す場合もあります。」

何ですとぉ~!?!?ムキームキームキームキームキー

「むしろ、そっちの可能性の方が高いです。一応、やってみるだけは、やってみますけどね、無理だったら、首から通します」

首、目立つじゃん、胸元が開いた服が着れないとかそんなレベルじゃないじゃん、ずっとタートルネックかいガーンしかし、もうここは手術室、まな板の鯉状態、今さら「それじゃあ辞めます」と拒否権を発動することもできなく、センセイの指示に従うしかないのでした。

手術が始まってからも、もうそればっかりが気掛かりで、「焦げくさっビックリマーク人の肉の焼ける匂いってこんなんなんだ。」とか「何か生ぬるい感じがする、もしかして血がいっぱい流れてるのかな?メスで切ってるんだから当然だよね」とか「痛かったら、がまんしないで言って下さい、麻酔追加しますので」という優しい看護師さんの言葉に甘えて麻酔を追加してもらったら、そっちの注射の方が痛かったので、それ以降は結局痛くてもがまんしたこととか、顔に掛けられたシートで息苦しくて、痛みよりそっちの方がつらかったこととか、そんなことは些細な出来事だったのでした。

そして、以外とセンセイは頑張ってくれた。当初の予定より時間はかかったけれど、あきらめずにやってくれたおかげで無事ポートは設置されたのだった。センセイありがとうチュー

翌日、傷の状態を診てもらうため、車が運転できないので、母に付き添ってもらい病院へ。

「いつも診察待っているときは、ドキドキだけど、今日は安心だね。ただ、傷の状態を確認するだけだからね」「だね、だね。」とのんきにしていた母娘は、これから訪れるさらなる衝撃の事実を知る由もなかったのだった。

                                                 つづく