お勧めオーディオプレイヤー『foobar2000』 | mizuk6nの【公開備忘録】

お勧めオーディオプレイヤー『foobar2000』

お勧めソフトを紹介します。(Windows限定です。)
今回は、オーディオプレイヤーfoobar2000』です。

 関連サイト
 foobar2000(公式) :公式サイトです。(英語)
 non existent(日本語化) :tnetsixenon さんによる日本語化
 foobar2000 Wiki :インストールから各種設定までをカバー。
            日本語化を行われているtnetsixenonさんが管理人さんです。

オーディオプレイヤーといえば、恐らくいちばん有名なのは WINAMPでしょう。

WINAMPは非常に高機能で、スキン機能やプラグイン機能を有しており、
動画再生が可能であるなどすばらしいものだと思います。
しかし、このWINAMP、スキン機能など高機能であるがゆえに
動作が重いという欠点があり、音楽を垂れ流すだけでいいのに、、、
という実用性という面では、個人的にはあまり好きになれないソフトです。

また、私自身は、MP3再生用としてSCMPXを使用していました。
このソフトはかなり昔から存在するオーディオプレイヤーで、
プレイヤーとしての機能的には最低限に抑えられているが
何と言っても軽量。(エンコーダーと、MP3のタグ編集も可能)

しかし、SCMPXで気になる点として、MP3以外の再生が出来ないこと、
機能が少なすぎて使用感としては快適ではないなと思い、
何かいいソフトがないものかといろいろ探していました。

その中で最もピンと来たものが、foobar2000というオーディオプレイヤー

このfoobar2000は、動作が非常に軽快であるにもかかわらず、
様々な機能があり、MP3/WMA/WAVはもちろん、CDやOggも再生可能
 ※コンポーネントを導入すると、さらに多くのフォーマットに対応!
  (DRM保護されたファイルは不可

また、プレイリストをタブとして扱うので多数のプレイリストを扱いやすいこと、
Media Library機能
によりMP3/WMAなどのタグ情報に基づいた
オーディオファイルの検索が非常に高速に行えることも特徴です。

ショートカットキーのカスタマイズが可能であるなど柔軟な設定が可能で
日本語化をしなくても日本語のファイルやタグを問題なく表示・再生できる
点も好感度が高いです。

と、様々な機能を述べてきましたが、見た目の派手さこそないものの、
オーディオプレイヤーとしての機能を追求した非常に優れたソフト
という印象で、foobar2000はまさしく欲しかったソフトだ!と感じました。

ちなみに、見た目(UI)は賛否の分かれるところではあるでしょうが、
通常のWindowsのアプリと親和性の高いものになっているので、
使い始めの抵抗感は少ないと思います。
 【スクリーンショット】(クリックで拡大)
 foobar2000_GUI

また、見た目を変更すること自体はColumns UIというコンポーネントを
適用すれば可能
になっています。
VisualizationについてもデフォルトUIのもので気に入らなければ、
コンポーネントを導入することにより拡張可能です。
 ※かなり自由度の高いカスタマイズが可能になってはいますが、
   WINAMPのスキン機能ほど手軽に導入することは難しいかもしれません。

導入方法などは、foobar2000 Wiki を参照いただければ分かると思うので
割愛しますが、初めて使う際に戸惑うかもしれない事項をいくつか。。。

まず、foobar2000の仕様上、各種メニューなどの日本語化ができません。
設定(Preferences)内の説明文などを日本語化するだけですが、
これだけでもかなり助かるはずです。
 ※日本語化しなくても、日本語のファイル名やタグは扱えますので、
   誤解のないように。
 【スクリーンショット】(クリックで拡大)・・・日本語化後のPreferences
 foobar2000_Preferences-J

次に、デフォルトUIのツールバーに音量バーは存在しません
音量バーは、ステータスバーの右側の「~dB」と表示されているところを
クリック
すると表示されます。
もちろん、ショートカットキーでも操作可能(デフォルト:「+」「-」)です。
 ※どうしてもツールバーに音量バーがほしいという方は、
   Columns UIコンポーネントを導入する必要があります。

最後に、PreferencesのDisplayの項目内で、以下の設定変更を
しておいた方が後々のためによいかもしれません。
 ・Title formattingにおける2バイト文字(Double-width characters in ~)
  デフォルトの「Ignore」から「Count double-width characters and
   ambiguous characters as two regular characters
」へ変更
  ※Title Formattingの設定に日本語を入力した時に有効な設定。
    日本語のファイル名やタグの表示には関係ありません。

以上、駆け足でしたが、ご興味があれば、是非試してみてください。