この日、双子達の胎動が激しくて、朝方まで寝れなかった。

ちょこちょこと様子を見にきてくれる看護師さんに伝えると、また即モニター→内診。

少し様子を見てお昼過ぎに再度内診してくれるとの事。

看護師さん、担当医師が揃って「ご主人、ご家族の方はすぐに連絡とれますか?」と聞いてきた。。

これって緊急帝王切開が迫ってるね!絶対ね!

私は確信しました。




15時過ぎに再度、内診。

すると子宮口が3センチ開いてる。一人目がすぐ近くに見えている状態だと。

スルッと出てきてもおかしくない状態だから、帝王切開しましょう!と先生 ドクロ

ほらね~!(って誰でもわかるよね)

こんな流れで29w5dの緊急帝王切開が決定しました。





ま、遅かれ早かれこうなる事は予測してたけど、実際決まると怖くなってきた叫び叫び

と同時に、双子達を小さく産んでしまう事への申し訳なさがこみ上げてきて勝手に涙が溢れてくる。

ごめんね、双子達。ううっ...ううっ...




決まってからは早かった。

手術着に着替えたり、その他の準備をしてたらあっという間。

約1時間後には手術室へ入ってました。

慌てて仕事を切り上げて駆けつけてくれた夫に見送られながら手術室へ。


手術室のスタッフの方々のテキパキさにあっけにとられながら、腰に麻酔の注射を打たれ、麻酔が効いているか保冷剤みたいなので確認され。。

15分後には一人目、その1分後!目には二人目が誕生。


担当医師や頭上にいる麻酔科の先生がちょこちょこ声をかけてくれたので、手術中は精神的に安心出来ました。

普通にBGMでJ-POPとかかかってるし~。





ちょっと気持ちが悪くなってきたのは、手術後半。

胎盤を出したり等、双子達が出た後の処理が長く感じた。

ゆっさゆっさ身体が揺さぶられたり、何かをお腹から出したり押したりしてる感じ。

あと、震えがすごかった。

手や口、歯までも震えて手術が終わって部屋に戻ってからもずっと歯がカチカチ鳴るほど。麻酔の影響なんだとか。

手術時間は約1時間でした。






部屋に戻る際に少し吐き気がやってきたので、吐き気止めの点滴をしてもらう。


そして少しづつ麻酔が切れてお腹の痛みがやってきた。。

でも想像してたより傷の痛みはない。私、自然分娩より帝王切開の方が好きかも。。

なんて甘く考えてました。

麻酔が完全に切れる前までは。。。




夜中、寝返りを打てないので看護師さんが2時間おきに向きをかえてくれて、、それからの~恐怖の悪露出し。

でも痛いのは一瞬。

お腹をギューっと押されてる間、息を吐いてたら一瞬で終わってました。



私が傷口の痛みよりもキツいと思ったのは、全身のかゆみ。

先生に聞くと、それも麻酔の影響なんだとか。

何か異常に身体が熱くて汗びっしょりの上に痒みが全身にくるもんだから、不快で仕方なかった!!

でも、今晩1日我慢すればいいんだ!!と自分に言い聞かせ何とか夜を過ごしました。



1日の我慢で済むはずがないのに~。

私ったらバカよね~。



つづく。