友人が白神山地に行って写真を送ってくれました。
それがとても美しいので、皆さんにもご覧いただきたいと思います。
上の写真は、白神山地近くの田園風景。
新緑の青池。
青池は一年中美しいですが(11月から4月頃まで雪が深くて立ち入れなくなりますが)
新緑が水面に映るこの青池は格別ですね。
水深9メートルの底まではっきりと見ることができます。
ブナの木々に覆われています。
十二湖のうちの一つが青池で
この一帯は12どころか30以上の美しい湖に囲まれています。
青池がなぜ青いか、というと
水に銅イオンが含まれているからでも
酸素が多いからでも
酸性やアルカリ性のpHに特性があるからでも
何かしらの微生物や成分のせいでも
いずれでもないのです。
水があまりにも綺麗で不純物も含まないので
水本来の青色が見えているのだそうです。
水はもともと赤色を吸収しやすく(つまり赤色を消しやすく)
残る青色の要素を映し出しやすい性質を持っています。
その水本来の青色が、清廉で透明度の高い青池の水から
映されています。
新緑から初夏の時期はそれに太陽の光も加わり
角度によってその青色に様々な変化があるとのこと。
白神山地の湧き水の清廉さをつくづくと実感します。
こちらは鶏頭場ノ池(けとばのいけ)。
このほかに青池と雰囲気が異なりますが
同じくらい美しい沸壷ノ池(わきつぼのいけ)があります。
鶏頭場ノ池。
様々な鳥が来るとのこと。
水の奥には何があるのか。ちょっと怖いくらいですね。
こちらは五能線という秋田青森の日本海側を通って
白神山地の入り口まで行く電車からの風景。
日本海の荒波が押し寄せる迫力を
まじかで感じることができます。
新緑の風を感じていただければ何よりです。